松本哲也さんの日記
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2012
12月
18
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『はちみつ色のユン』クロスレビュー:主人公ユンの葛藤が浮き彫りにされる
朝鮮戦争後、沢山の子どもが棄てられ、欧米の家庭に養子として迎えられた。20万人を超える子どもが祖国を後にしたそうだ。この映画の主人公ユンは、正にその葛藤の中で育ち、自分の居場所(アイデンティティー)を求めて苦悩する。 養親一家が撮影した1971年当時の8mmフィルムを交えながら、ユンがベルギーの家族の一員として迎えられ、成長していく姿は、バンドデシネ(この映画の中ではバンデシネ、個人的...
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