M.-Cedarfieldさんの日記
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2012
12月
16
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『はちみつ色のユン』クロスレビュー:「ユン」の静かな視線の向こうに、「ユンボギ」を見たような気がした。
「はちみつ色のユン」を観て、若い頃に観た一つの映画を思い出した。大島渚監督の「ユンボギの日記」といって、40年ほど前の学生時代に一度観て、それきりの映画であるが、妙に心に残っている。 この映画は60年代の韓国に実在した少年ユンボギの日記(当時ベストセラーになった原作本がある)をベースに、スチル写真とナレーションを組み合わせて、軍事政権下の厳しい環境にあえぐ韓国国民の心情を描いたものであったよ...
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