ryuさんの日記
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2012
11月
06
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『チキンとプラム~あるバイオリン弾き、最後の夢~』クロスレビュー:『芸術家』について
この映画の感想を述べるにあたってまず私たちが考えておかなければならないことは、芸術家とは何者なのか、どうそこにあるべき人々なのかということだと思う。斬新な映像表現やら並び替えられた時系列トリック等について賛否を送るのは評論家の仕事だ。 本作『チキンとプラム』の主人公、ナセル・アリは音楽家である。非凡な才能を持ったヴァイオリニストであり、その肩書きから私たちが思い描くであろうおよそ全ての要...
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