松本哲也さんの日記
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2012
11月
20
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『美が私たちの決断をいっそう強めたのだろう/足立正生』クロスレビュー:足立正生の横で話を聴いているような気になってくる
冒頭、暗いスクリーンに映し出される小さな女の子をブランコで遊ばせる母親と白髪の男。また、男の独白がぼそぼそと聴きとりずらいまま、長々と続いていく。『映画/革命』を読み返してくればよかったと思いながら、前夜の寝不足もあって、自分には、この映画を鑑賞する映画的教養も資格もないのだと後悔だけで観始める。更に、致命的な問題は、最初に白状するが、この映画のタイトル「美が私たちの決断をいっそう強めたのだろ...
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