あき358さんの日記
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2012
6月
07
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『少年は残酷な弓を射る』クロスレビュー:親子のつながり方
見終わってすぐの率直な感想を書きます。 ①親子のつながり 「親子だからわかりあえるはず。愛せるはず」 という一見常識的なものの見方や希望的観測が生むパラドックス。 親子だから、という縛りが主人公のエヴァ(お母さん)を苦しめる。 息子のケヴィンは自分の母が自分に対して戸惑いと恐れを抱いていること、母がそれまでの自由な生活を自分の妊娠によって中断されたことに対しやり切れなさを抱えていることを...
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