ハセガワアユム(MU)さんの日記
-
2011
7月
28
-
映画『イグジット・スルー・ザ・ギフトショップ』クロスレビュー:憎めなさから産まれた、奇跡のバランス。
「今夜、街はぼくたちのもの」と華やかなオープニングテーマで映画が幕を開ける。真っ暗な深夜、街中の壁にグラフティと呼ばれるペイントを施したり、自作のステッカーやパネルを電柱やポスト、橋など至る所に貼ってゆく。そんなストリート・アーティストたちの姿が次々と映り、警備員が現れては消えてゆく。 このドキュメンタリー映画の監督・バンクシーはロンドンを中心に活躍し、反権力や反資本主義の政治色の強い絵...
-
2011
7月
27
-
[映画]『デビル』(M・ナイト・シャマラン原案・制作)
[映画]『デビル』鑑賞。始まった週から既にレイトショーしかないのは、どういうプレイなのか(笑)しかも都内は有楽町の400席もあるドでかい劇場でレイトショーですよ。シアターNとかでこっそりやるのは作風に似合いすぎるのか。 エレベーターに閉じ込められた男女が次々に謎の死を遂げるという、死臭すらする使い古された設定を飽きなくさせるのは、外部から刑事の追走が監視カメラを駆使したり壁を壊したり容赦ない...
-
2011
7月
23
-
真夜中に聴く音楽(その1・ジェイムス・ブレイク)
こういうのアンビエントなのは、最近なかったので有り難いです。なにかと話題の「ダブステップ+ソウル」が売りの若干22歳のジェイムス・ブレイク。ポーティス・ヘッドとか90年代にわなわな震えながら聴いてたおじさんとしては感慨深い。どこか懐かしく、でもこの組み合わせ、新しい。真夜中に聴く音楽。カミさんにこういう音楽聴いてるとムカつくって言われるので(笑)こっそり深夜にゆっくりと。 text hase...
-
2011
7月
21
-
[映画]『イグジット・スルー・ザ・ギフトショップ』
グラフティで超有名な覆面アーティスト、バンクシー初監督。自身のドキュメントと思いきや、芸術≒犯行現場を撮り続けたカメラマンに主役が転身、彼がアーティストにまで転身する独特の構成。「アートって結局よー」感が凝縮。笑いも起きる傑作。 text hasegawaayumu(MU) http://www.mu-web.net/ http://twitter.com/ayumumumu ■w...
-
2011
7月
17
-
[音楽]曽我部恵一 with PINK BAND『SPRING FEVER - live at SENDAI 2011.5.13』
曽我部恵一の2011年の新譜であり、久々のソロアルバム『PINK』のツアーを納めたライブ盤。オンラインのみの販売だが14曲で1500円という破格。またこのツアー、ぼくも渋谷で見てたんだけど、本当に良かった。いろんな名義で活動しているが、このツアーの歌い方はどのモードのときよりもフラットで力強かった。曽我部恵一BANDのときみたくアゲ過ぎず、サニーデイや弾き語りのときみたくクール過ぎず、ちょうどよ...
- 1-5/5