坪井野球さんの日記
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2010
11月
22
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現代的な物語における「悪」の条件
現代的な物語においては悪は論破されてはならない=論理的/倫理的に最強である必要がある。 口喧嘩最強は現代的な悪の必須条件である。 第弐齋藤「土踏まず日記」より 2007.11.17 http://sto-2.que.jp/ndiary/2007/11/200711171.html 引用ノック0039:第弐齋藤(たち)の発言006;「悪」について http://2boy-yaky...
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2010
11月
15
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私はこれがこわかった! ──「杉作J太郎のすべて幻」より
日本シリーズ第5戦。誰がこのような展開を予想しただろう。まさかここで完全試合が達成されそうになろうとは。誰も予想してなかったし、予想できることではなかった。 誰もが史上初の快挙が成し遂げられようとしている状況に固唾を飲んでいた。 おや、落合監督が出てきました。なんでしょうか。交代ですか? まさか。まさか! 投手交代です。岩瀬! 岩瀬をマウンドに送ります! 降りますか? 山井がマウンドを...
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2010
11月
14
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「アメリカ」の脆弱性──『寄生獣』を読んで
「あわせて1つ アメリカと人間は1つの家族だ 我々は人間の『子供』なのだ」 「我々はか弱い それのみでは生きてゆけないただの細胞体だ」 「だからあまりいじめるな」 「彼〔後藤〕はわたしが実験により創りあげたか弱い『仲間』の1人ではあるが…… 無敵だ」 (『寄生獣』8巻、田村玲子の独白を一部修正) http://2boy-yakyu.blogspot.com/2010/...
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2010
11月
13
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赤黒く静かな怒り──39歳で孤独死した男性
39歳で孤独死した男性を追ったNHKクローズアップ現代の単行本「助けてと言えない」を読み、赤黒く静かな怒りを醸造中。助けてと言うくらいなら死ぬそれでお前らは満足なんだろう? って抗議であったらいいなと俺は思っている。怒りや意思はなく、ただ悲しみと諦念とに食われたんじゃやりきれない STO_002 第弐齋藤 2010.11.11 http://twitter.com/ http...
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2010
11月
08
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東浩紀についてのノート(2ちゃん脳)
hazuma hiroki azuma 2ちゃん脳ですから! RT @oza_shu 祭り状態だった深夜一時前後に発言してる東さんやっぱり凄い!RT @hazuma: なんかおればっかまとめられてて悲しい…… > Togetter - 「尖閣ビデオ流出に対するジャーナリストや著述家らの反応は」 http://goo.gl/fi7Gm (2010.11.05) http://2...
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2010
11月
06
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日本の雇用形態のルーツ:マクニール『世界史』より
やがて本格的な民間企業が出現するようになってからも、政府の要望や政策はなおも巨大なウェイトをしめていた。利潤の追求は、けっしてそれ自体が目的とはならなかった。日本の会社が求めたのはつねに名誉と特権とであった。工場の支配人は、国は奉仕し、上司にしたがい、部下を訓練し保護することが自分たちの義務だと考えた。そのような姿勢は、何世紀にもわたって日本を支配してきた武士階級の倫理から直接に由来していた。勇...
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2010
11月
05
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第弐齋藤の発言002
「この世界は解決を待っている魅力的な問題でいっぱいだ」と「この世界は改善の余地でいっぱいだ」に違いはあるか。あるとしたら何か。ないとしたら何故か。 Twitter STO_002 2010.11.1
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2010
11月
01
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タランティーノ『ジャッキー・ブラウン』を観て──アメリカの「坊っちゃん」
タランティーノ『ジャッキー・ブラウン』を見て、ロバート・デ・ニーロ演ずる冴えない男、ルイスの中に「坊っちゃん」を見た。 また同じタランティーノの『パルプ・フィクション』の主人公格、ヴィンセント・ベガ(ジョン・トラボルタ)もやはりアメリカの「坊っちゃん」だ、と思う。 純真で正直者、直情怪行、けして頭はよくないが自分が正しいと信じていることに基づいて行動し、生きている。 むろん坊っちゃん...
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