box-manさんの日記
-
2010
10月
26
-
『白いリボン』クロスレビュー:映画の内外に存在するさまざまな悪意
ミヒャエル・ハネケの『白いリボン』が12月、雪に包まれていく寒村を舞台にしたこの映画に相応しい時期に公開される。今まで色素が薄かったハネケの新作はとうとうモノクロになり、白い雪原に浮かびあがる人間たちの悪意・薄暗さが更に鮮明になった。 ハネケの映画について語るのはむつかしい。映画の中で何が起こっているのかを語るのもむつかしければ、その映画について語るのもむつかしい。うかつに語るとハネケの映画につ...
- 1-1/1