宮城 宙さんの日記
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2010
10月
09
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『酔いがさめたら、うちに帰ろう。』クロスレビュー:自分の居場所を見つける旅路。
居場所を見つける為に、僕達は生きているんだ。 『酔いがさめたら、うちに帰ろう。』を鑑賞した直後、私は素直にそう思えた。 本作は、あまり知られていない「アルコール依存症」の実態を描いている「闘病もの」だが、よくある大仰でお涙頂戴的な場面や、重々しい雰囲気はない。随所に挟み込まれるユーモアや個性的な登場人物たち、そして出演陣の自然な演技などのお陰で、物語は軽やかに展開していく。 ...
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