林誠太郎さんの日記
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2010
6月
27
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『デルタ 小川国夫原作オムニバス』クロスレビュー:映画体験、改めて気づかせられた光の重要性
抑うつ的な空気感が全作品に漂っていた。単にネガティブというわけではなく、自分と向き合い見つめなおすときの大事な時間、そのときの感覚が思い起こされた。 その中でも『誘惑として、』は、非の打ちどころの無い短編映画だと思う。静かだがエネルギーに満ちていた。確かな技術があることが随所から伺うことが出来た。また、言葉ひとつひとつに深み、重みを感じた。演じる役者全員がそれぞれ魅力的だった。セリフに強...
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