ここなつさんの日記
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2009
6月
22
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一人の女性の再生物語
鑑賞する前の思い込みとして、私はこの作品は「母と子の再生物語」だと勝手に思っていました。離れていても強くより戻る母と子の絆…とか何とか。けれど、実際に鑑賞してみると、この作品はヒロインのエミリー自身がどん底から再生していく話であり、そのための手段として音楽や子どもが存在する、そう思えてなりませんでした。 ドラッグに溺れ、自身の才能と愛する人を失っていく様は、人間の弱さと哀しさを描き出しています。...
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