2009
4月
11
『ミルク』と『ハーヴェイ・ミルク』。二つの映画を観た今、鮮やかに脳裏に映るのは、生きる楽しさ、恋のせつなさ、社会運動の興奮だ。 ミルク本人は、けっして真っ白で善良なだけの人ではない。人間臭いしたたかさと弱さも、描かれている。でもやはり、その衝動の源は、僕は生きたい、という叫びだったように思う。それが、多くの人たちの願いと共鳴したとき、ああいう時代の寵児が生まれたのだろう。 あのころ、二...
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ゲストブロガー