稲塚由美子さんの日記
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2008
4月
22
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イスラエル人がパレスチナを撮るー「凄惨な現実」を記憶させる男がここにいた
「人々はただ、知りたくないだけ」そう語るコーレンの顔に浮かぶのは、怒りか哀しみか。思いは複雑すぎてかえって無表情にも見える。自爆攻撃で3人死亡したわずか3km先のカフェで、ゆったりとエスプレッソを飲み、談笑するイスラエル人の日常があるのだ。 愛する妻でさえ「紛争は慣れる」と無自覚にいうイスラエルにあって、報道写真家コーレンは、断固として紛争の現場に接近し、写真を通して凄惨な現実を伝え続ける。葛藤...
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