山口星至さんの日記
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2008
6月
04
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悲しみを超えた風が吹き、奇跡が訪れる
人の世には避けられない運命がある。シネの運命がそうだ。 自分自身の努力や周囲の善意も跳ね返されてしまい、癒されることが出来ない。 宗教さえも欺瞞に成り代わることを映画はコメディとして挿入した。 この過酷な運命を観る者の胸に迫ったのはストーリーではなく、 チョン・ドヨンの名演、中でもうしろ姿の演技が秀悦だった。 それでも尚人は救いを求めるが、枯れかけた草花を生き返さ...
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