駒井憲嗣さんの日記
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2014
3月
10
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ジャイルス・ピーターソンが案内する東京アンダーグラウンド・シーン【動画】
ロンドンのファッション&カルチャーマガジン、Dazed & Confusedのオンライン版Dazedとストリート・ブランドAll Saintsによるショート・フィルム・シリーズ「New Music Cities」より、DJのジャイルス・ピーターソンが東京のアンダーグラウンド・シーンをキュレートしたドキュメンタリーが公開。フィーチャーされているのは、Sapphire Slows、Emufuc...
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2014
2月
15
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エレン・ペイジがゲイをカミングアウトしたスピーチ全文
映画『JUNO/ジュノ』、『X-MEN』シリーズ、『インセプション』などで知られる女優のエレン・ペイジが2月14日、LGBTの人権擁護団体「Human Rights Campaign」のイベント「Time to THRIVE」に登壇、ゲイであることをカミングアウトした。「Human Rights Campaign」の公式tumblrにスピーチの動画と全文が掲載されている。 【BREAKING...
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2010
7月
22
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『デルタ 小川国夫原作オムニバス』クロスレビュー:小川国夫作品への異なる眼差しから浮かび上がるもの
ジム・ジャームッシュがひとりで織り上げた『ナイト・オン・ザ・プラネット』『ミステリー・トレイン』から総勢18人の監督が参加した『パリ、ジュテーム』まで、さまざまなオムニバス映画が存在する。それぞれが独立した物語としてのめり込むことができると同時に、通して映画を観たときに、ひとつひとつを観るだけでは感じられなかった関連性が浮かび上がってくるところに、このような形態の映画のおもしろさがある。別々の作品...
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2010
7月
12
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『ストーンズ・イン・エグザイル』クロスレビュー:クリエイターとして、そしてマーケターとしてストーンズは当時から偉大だった
未発表曲や未発表テイク曲を数多く含むものの、リマスタリングによるリイシューにもかかわらず、UKチャートで1位を記録してしまった『メイン・ストリートのならず者』。そこからもこのモンスター・アルバムの人気のほどはうかがえるが、このダブル・アルバムがなぜ時代を超えて愛され続けるのか、その麻薬のような魅力を『スコット・ウォーカー 30世紀の男』で、奇才スコット・ウォーカーの素顔を白日のもとにさらしたスティ...
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2010
1月
09
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サタニック先進国?スウェーデンが生んだ快作
スウェーデンってつくづく不思議な国だと思う。ミュージックシーンについてだけでもスウェディッシュ・ポップに代表されるカラフルでファッショナブルなイメージと同時に、実はブラックメタルやドゥームなどダークで悪魔的な音楽の先進国だったりもして。かの国が生んだワールドワイドなベストセラーの映画化(しかも作者は既に亡くなっている)ということで、153分という長さにこれでもかとばかりにミステリーのエレメントが詰...
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2009
8月
31
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ファンタジックで厳しい自然からの警鐘
映画の最初に現れる『ディズニーネイチャー』のロゴに象徴されるように、ディズニーのファンタジックなストーリー性と、自然ドキュメンタリーのリアリティという異なる要素を融合させた新たなレーベルからの作品である。ウォルト・ディズニーが精緻なアニメーションの制作と平行してかねてから構想していた、世界の神秘的なまでの風景を残さず捉えるという試み。この作品は誰も観たことのなかったフラミンゴの生態を追うことで、生...
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2009
6月
19
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レナード・コーエンの流れるサーフムービー
レナード・コーエンが歌う深淵な「Who By Fire」がフィーチャーされた冒頭に驚く。この曲がリリースされた1974年は、ベトナム戦争末期のアメリカはもちろん、サーフィンの世界においても変革の時期だが、今作はメッカであったハワイはノースショアにやってきたオーストラリアそして南アフリカの青年たちが、地元のサーファーとの確執を経て、団体を設立しサーフィンをプロスポーツとしてローカライズしていこうと努...
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2009
5月
08
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ドキュメンタリー版『時計じかけのオレンジ』?
1974年ニューヨークの世界貿易センター、通称ツインタワーの間を綱渡りしたフランス生まれの大道芸人フィリップ・プティ。その風変わりな人物像に迫るべく、映画は本人そして関係者たちの証言を組み合わせていくオーラル・ドキュメント的スタイル、ビル侵入から実行までのモノクロ再現ドラマ、周囲の協力者によって撮影された風景、そしてニュース映像などを巧みに組み合わせ、クライム・サスペンスさながらの緊張感を作りだし...
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2009
3月
31
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トウモロコシが世界に君臨する穀物なワケ
アメリカの変哲もない2人の若者が、自分たちの口に入る食べものはどこから来るのか、という素朴な疑問から田舎に赴き1エーカー分のトウモロコシを育てる、たったそれだけのあらすじ。しかし都会育ちの若者が土にまみれて苦労した、なんていうドキュメンタリーではない。偶然にもお互いのルーツであったアイオワの畑で、あっけないほど豊作を迎えたコーンの行き先とは?農業従事者がふと漏らす、自分の作ったコーンは自分で食べる...
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