tairakukさんの日記
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2014
10月
11
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広告に命をかけるクリエイターたちに共感。ガエル・ガルシア・ベルナル主演・映画『NO』
広告が政治を動かす…日本ではどうなのかはわからないけれど、アメリカの大統領選では、TVの名プロデューサーや、演説の文章を書くスピーチライターがバックについて選挙全体を演出している、というのを聞いたことがあります。 さて、この映画は、1988年のチリで実際に繰り広げられた、国民投票に向けての一大広告キャンペーンのお話。 当時政権を握っていたのはピノチェト将軍という人物。独...
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2014
6月
29
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夢を追いかけるよりも、一杯のコーヒーがある幸せを。ネスレシアターon You Tube『あのときのFlavor・・・』
夢を追ってニューヨークに旅立とうとする娘を前に、うまく気持ちを伝えられない父親。どこの家庭にもありそうな空気感だ。そこで、不器用な彼が差し出すのは、一杯のコーヒー。 家族というのは、距離が近いだけに、言葉のやりとりがうまくいかなかったり、ぎこちなくなったりしてしまうもの。本音はそうではないのに、お互いに変に勘違いしてしまったり、思い込みで相手の気持ちを決めてかかったりして、「...
結婚生活に疲れた女性たちの「幸せ探し」
フランス映画祭2014で上映された『素顔のルル』と『間奏曲はパリで』は、中年女性の物語。どちらもストーリーは違えど、同じテーマだ。 いってみれば、夫婦生活に疲れた女性の「幸せ探し」。 最近の日本では、「アラフォー」や「アラフィフ」などと呼ばれ、長い結婚生活を経て子育ても終盤にさしかかるというのに、20代に劣らず美しくアクティブな世代として取り上げられることが多いけれど・...
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2014
6月
24
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男の子と女の子、どちらに振る舞うのが幸せ?『トムボーイ』
銀座エルメス ル・ステュディオで上映中の『トムボーイ』は、とても新鮮でした。 つい先日までは、『アデル、ブルーは熱い色』が話題を集めていましたが、同じテーマを扱っているようで、実はこの作品はそれとはまったく異なります。 例えば、小中学生の頃、男の子なのに女の子っぽい子や、逆に女の子なのに男の子のように見える子が、同じクラスにいませんでしたか? それは、決して「...
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2014
6月
08
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ウェス・アンダーソン監督も参加!SHORT SHORTS FILM FESTIVAL & ASIA2014インターナショナル部門から
現在開催中のSHORT SHORTS FILM FESTIVAL & ASIA2014には、国内外のプロ・アマ問わず多くのクリエイターたちによる映像作品が集結。今回は、現在『グランド・ブダペスト・ホテル』で話題のウェス・アンダーソン監督も参加している、インターナショナル部門から4作品を選んでみました。 “Half You Met My Girl Friend 僕の彼女”は、ちょっと奇...
あのドリュー・バリモアが監督に?SHORTS SHORTS FILM FESTIVAL & ASIA2014 ミュージックShort部門から
国内外の映像作家、映画監督、クリエイターたちが生み出す短編映画は、ストーリー性はもちろんアイディアが凝縮されていて、あっと驚かせられるものばかり・・・現在開催中のSHORTS SHORTS FILM FESTIVAL & ASIA2014の上映作品の中から、今回はミュージックShort部門で気になった3作品をピックアップしてみました。 ミュージシャンの特定の曲から、インス...
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2014
6月
07
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風のような男の、揺るがない歌への愛情『インサイド・ルーウィン・ディヴィス 名もなき男の歌』
ミュージシャンは、売れれば尊敬されるが、鳴かず飛ばずだと、社会からドロップ・アウトした者だと見なされてしまう。 この物語も、そんな男ルーウィンの話だ。やることなすこと冴えないし、そのすべてが裏目に出てしまう。女友達に「妊娠した」と言われれば、反論もできない。住所不定で、知り合いの家を転々とする毎日。もちろん、そんな彼に対する周囲の目は冷ややかだ。 それでも、ギターも歌も捨て...
色彩が踊る、人が走る『グランド・ブダペスト・ホテル』
かつて栄華を誇ったヨーロッパ最高峰のホテルを舞台に繰り広げられる、サスペンスコメディ。 伝説のコンシェルジュ“グスタヴ・H”と愛弟子のベルボーイのゼロが、その謎を解いていくのだが、 何といっても、目を惹きつけてやまないのは、四角いフレームの中に彩られる、さまざまな色たち。オレンジ、ブルー、赤、ピンク、ブラック、スノーホワイトと、観ているだけでも、心が躍る。 そして、画面の...
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2014
2月
11
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映画『ダブリンの時計職人』クロスレビュー:苦しいとき、人の心を救ってくれるのは、人
エメラルドの島、アイルランド。そんな美しい名で呼ばれているのにも関わらず、この国は現在、毎日のように失業者が増え続けているという。それはつまり、自分の意思とは裏腹に、ある日突然ホームレス生活を余儀なくされる、ということを意味する。 この物語の主人公フレッド(コルム・ミーニイ)もその一人。ロンドンで時計職人として生活していたが、ある日突然、職を失い、故郷のダンブリンで車中生活に。加えて...
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2013
12月
06
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映画『消えたシモン・ヴェルネール』クロスレビュー:思春期の危うさを描いた、アメリカ的フランス学園サスペンス
アメリカ映画の学園ものなら、ラブコメ、サスペンスを含め日本国内でも数多くの作品が紹介され、上映されてきた。しかしそれが、フランス映画で、となると、今まであまりなかったのではないだろうか?また、アメリカ映画に比べると、フランス映画はひねりが利きすぎて理解しにくい、といった先入観をお持ちの人もいることだろう。 そして、学園もの・青春ものというと、我々日本人についていうならば、その世代別に時代背景...
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