はやしさんの日記
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2013
4月
12
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『パパの木』クロスレビュー:生きるものに残された悲しみの姿
一家を突如襲った父親の死。 のこされた娘は庭の大きな木に父親の声を聞く。 監督ジュリー・ベルトゥチェリは、映画の中でこれまでも家族という題材を扱っている。 長編デビュー作の「優しい嘘」では、グルジアで母子家庭に生きる祖母、娘、孫娘の親子3世代の絆を描いた。 家族とは絆であり繋げるもの。 自然と同様、人に寄り添い、時に心地よく時に厳しい。 大きな愛情の源である父親の死に、...
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