munkuさんの日記
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2013
4月
08
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『パパの木』クロスレビュー:何かを失った時
私はこの作品のように、身近な人を亡くしたことはありますが突然ではなかったし、子供の時の感覚も薄れているように感じます。 なので、この作品をきちんと理解できているのか自信がありません。 作中に出てくる大きな木は、二面性を表しているのではないかなと思いました。 主人公たちの心の拠りどころになったり癒してもくれるけれど、生活を脅かすほど人間にとっての脅威にもなるという、『自然の美しさと怖さ』。 ...
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2012
7月
12
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『籠の中の乙女』:完璧な環境?
柔らかくて暖かい映像とは裏腹に、衝撃的なシーンがいくつかあり、目を背けたくなる。 生半可な気持ちで観ると痛い目を見る。 試写の時に頂いた資料の中の監督のインタビューには、両親がなぜ自分の子供達をこんなにまで徹底して閉鎖的な環境で育てようと思ったのかについて、見て欲しいところがずれてしまうから描かなかったという風に書かれているがどうしても気になる。 片方だけならまだしも、両親共にこの育て方...
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