taikimezakiさんの日記
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2013
2月
25
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『シュガーマン 奇跡に愛された男』クロスレビュー:奇跡がおこるには生き様も大事
webDICEさんのご好意で試写を鑑賞しました。 冒頭、太陽の光を浴びてキラキラと輝くキレイな南アフリカの岸壁をシュガー(南アフリカのレコードショップ店員)を乗せた車が走る。 ここで邦題にもなっているタイトル曲「シュガーマン」が流れる。 ーーー歌詞はこうだ シュガーマン 急いでくれないか/こんな景色にはもううんざりなんだ/ 青いコインをやるから/俺にまた極彩色の夢...
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2012
11月
08
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『ボーンズ・ブリゲード』クロスレビュー:「BONES BRIGADE」はストリート・カルチャーの巨大な一つのビッグ・バン!
先日、webDiCEさんのご好意で試写を鑑賞しました。 2001年、ステイシー・ペラルタ監督により制作され日本では02年に公開、全世界でDVDのセールスが100万枚を超え大ヒットとなった「DOGTOWN & Z-BOYS」。 本作「BONES BRIGADE」はその続編…という位置づけとしても楽しめる作りとなっており「Z-BOYS」から「BONES BRIGADE」へと紡がれてきた...
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2012
7月
24
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『フェイシング・アリ』クロスレビュー:貧困・差別に耐え、激動の60年〜70年を過ごしてきた10人の伝説のボクサーが見た「モハメド・アリ」という神
モハメド・アリ おそらく世界で一番有名なボクサーであり、60・70年代のアメリカン・アイコンでもある。 これまで知られてきた、そんな「アリ」の印象とは多少違った「モハメド・アリ」を知ることのできる101分。それは彼と拳を交わしたボクサーが彼らの目線で「アリ」を語るからだ。 96年「モハメド・アリ かけがえのない日々」と08年「ソウル・パワー」(映画を観る前に、この二本は観ておくと、より...
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2012
1月
01
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『ヒミズ』クロスレビュー: PG-12の青春映画、その縛りを補って有り余る程の被災地描写で園子温は観る者を押しきる
園子温監督の映画は直近の三作しか観ていないが、「愛のむきだし」や「冷たい熱帯魚」、そして現在公開中の「恋の罪」と、テーマやストーリーはどれも違えど観る者を凄まじいパワーで引きずり回し、上映後はぐったりする程の重量感+それぞれ何かを持ち帰らせる傑作揃いだ。良くも悪くも園子温ワールドにボコボコにされた者は、その映画体験に麻薬的な魅力を憶え、この作品に自然と寄せられるであろう。しかも今回、監督が自ら持...
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