桜姫さんの日記
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2012
5月
18
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『私が、生きる肌』クロスレビュー:淑やかな危うさ・苦悩、そして快楽を味わう逸品
「久しぶりに、イってしまってるアルモドバル作品だね、嬉しい(笑)」 そんな声を、試写会後に多々耳にした。どうも、『アタメ』の頃を思い出して、含み笑いをしているようだった(笑) この映画を観ていると、男というものは、ただただ、純粋無垢さを基底とした行動を採るのだ、と思わされる。他人に、自らを善く見せたいがために、何かを犠牲にすることはせず、ただ、突き進む。愛情を欲することに対して、何の恐...
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