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  • ぱぱちょんさんの日記

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ぱぱちょんさんの日記

  • 2012

    9月

    18

  • 【『これは映画ではない』クロスレビュー】映画を作れない監督の痛ましい叫びを目の当たりにする

    バナヒ監督の作品との出会いは1995年の東京国際映画祭で見た「白い風船」でした。詩的で素晴らしい作品で、すっかりお気に入りの監督の仲間入りをしたのでした。翌年の同映画祭で上映された「鏡」は本作の中でも登場するように主演の女の子が途中で映画を放棄するのをありのまま撮り続けるという大胆な作品で微笑ましくもスリリングな作品でした。ただその後観た『チャドルと生きる』『オフサイド・ガールズ』はイラン社会を鋭...


  • 2010

    10月

    24

  • 『スプリング・フィーバー』クロスレビュー:愛ゆえに。。

    カンヌ国際映画祭で脚本賞を受賞した作品ということで、良く練られた脚本で巧みな演出が見られる作品なのかな、という先入観があったのですが、俳優もキャメラも大変に生々しい作品で、すぐに引き込まれてしまいました。 テーマは愛。。。おそらくすべての人が愛を求めているのだろうが、その愛のありようが個々で異なっているために生じてしまう行き違いを赤裸々に描いた素晴らしい作品でした。 愛を求め、欲望のま...


  • 2009

    11月

    04

  • 少年はどこへ

    小林監督の「大人は判ってくれない」・・・映画を観ていて思い出したのはトリュフォーよりは(少年への尋問シーンは「大人は判ってくれない」へのオマージュであろうが)、 ダルテンヌ兄弟に近い感覚。描写は飾り気を廃し、少年の行動を見つめる、あるいは少年と一緒に過ごしているようだ。 もうひとつ思い出したのは「誰も知らない」。あの作品の主人公には兄弟がいたのだが、本作の少年はひとりぼっちで、友人がひとり...


  • 2009

    6月

    18

  • 様々な魅力に

    ウディ・アレンの新作で、豪華なキャストなので、これは観なければ!と。 (後半に登場し)オスカーを受賞したペネロペのエキセントリックな魅力と、最近のアレンのミューズ、スカーレット・ヨハンソンが奔放な女性を演じて、そのセクシーな美しさをを発揮。このふたりの女性とバルデムのラテン男ぶり、スペインの美しさ、そしてアレンの作り上げた会話や恋愛のかけひきを楽しめば良いと思っておりました。 とこ...


  • 2008

    12月

    01

  • なぜか・・・

    『鬼畜大宴会』を観て、何故この作品をつくったのかなぁ?と思った私にとって熊切監督は遠い存在でした。 そして『ノン子』を観て、心に浮かんだのは、にっかつロマンポルノみたいだなぁ。。と。 Q&Aで、監督も認めていた音の使い方と並んで、個人的には照明の当て方というか、光が変化するところが印象深く、そうしたところが過去の作品・・・神代辰巳や、もっと時代がくだると相米慎二の「ラブホテル」や石井隆監督の作...


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ぱぱちょん

ゲストブロガー

ぱぱちょん

“アップリンクさんの活動には常に注目しています”