marilynさんの日記
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2011
10月
28
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『サルトルとボーヴォワール 哲学と愛』クロスレビュー:自由恋愛って・・・
サルトルもボーヴォワールも名前しか知らず、二人の著書も読んだ事ないまま鑑賞したのですが、ボーヴォワール視点が良かったです。 当時にしたら時代の最先端だった事実婚と自由恋愛。 理想に見えるけれども、実際は男性に都合よく感じます。 愛してるなら当然感じる嫉妬。 映画ではそういった裏のどろどろした部分も生々しく描いていて、哲学についてはわかりませんが、人間としての生々しさが感じられ良かったで...
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2011
3月
03
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『名前のない少年、脚のない少女』クロスレビュー:空想と現実の交差
原題:THE FAMOUS AND THE DEAD ストーリーを読まず、最初勝手な題名のイメージから、孤児の男の子と事故か何かで足が無くなった女の子の恋物語か何かと思ってました。 全然違います。(゜ー゜;Aアセアセ 脚のない少女の意味は、原題でわかります。 少年も名前が無いのではなく、ネットで実名ではなくハンドルネームを使用しているから。 劇中歌が心にささります。 映...
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2011
2月
23
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『レイチェル・カーソンの感性の森』クロスレビュー:静かな熱いメッセージ
映画は彼女が愛した自然豊かな別荘が舞台です。 彼女の言葉をインタビュー形式で女優のカイウラニ・リーによって演じ綴られています。 自然と息子、著書や騒動について、レイチェル・カーソンの思いを言葉にして静かに語りかける様はレイチェルそのものに感じました。 静かな口調なのですが、その内なるメッセージの熱さをひしひしと感じます。 言葉を聴くというより、彼女の思いを感じる映画です。 女性で環境...
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2011
1月
31
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『GONZO~ならず者ジャーナリスト、ハンター・S・トンプソンのすべて~』クロスレビュー:GONZOというパワー
私はGONZOという存在を知りませんでした。 年末にシアターNでの劇場予告で興味を持ったため、バックグラウンドや生き様はこのドキュメンタリーで初めて知った若葉マークなGONZO初心者です。 映像中に『ラスベガスをやっつけろ』の場面が時々挿入されていたのであの主人公のことかと思い出したのですが・・・。 ジョニー・デップがトンプソンを演じていた『ラスベガスをやっつけろ』は全編ドラ...
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2010
12月
20
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『アンチクライスト』クロスレビュー:母と女
原題:Antichrist 反キリスト?悪魔?なのでしょうか? ただ、題のchristの「t」の文字が、「♀」マークに装飾?されていて、意味あり気です。 プロローグと4章の本編とエピローグで構成されてます。 プロローグは、荘厳な調べにのせてアリア(ヘンデル作曲オペラ「リナルド」第二幕アリア『私を泣かせてください』)が流れています。 白黒のスローモーション映像で、夫婦のSEXシーン...
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2010
7月
31
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【『ようこそ、アムステルダム国立美術館へ』クロスレビュー:瞳】
ドキュメンタリーです。 チラシにてんやわんやの・・・とあるので、最初三谷幸喜さんの映画のようなのをイメージしていたのですがちょっと違いました。 それもそうです。フィクションではなく、ドキュメンタリーなので。 そんな面白おかしくではないです。 これは色んな人に見て欲しいな~と思いました。 美術好きの人には、ちょっぴしですが、絵画の修復シーンもあったりと美術館の裏側も覗けて楽しい...
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