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  • momotimuさんの日記

  • 1-5/5

momotimuさんの日記

  • 2010

    3月

    13

  • 痛みと哀しみの傑作 「息もできない」

    韓国映画には毎年、心を揺さぶられる傑作がある。昨年は「チェイサー」、「母なる証明」がそれだ。今年は先日試写会で観た「息もできない」がそうだ。東京フィルメックスでグランプリと観客賞を受賞、世界各地でも絶賛の作品である。冒頭から始まる激しい殴打シーン、取立屋の主人公サンフンの血走っているがどこか寂しい表情に作品のテイストが滲み出ている。 幼馴染のマンシクと若い舎弟を伴っての取立屋家業。気前の良いマン...


  • 2010

    3月

    12

  • 痛みと哀しみの傑作 「息もできない」

    韓国映画には毎年、心を揺さぶられる傑作がある。昨年は「チェイサー」、「母なる証明」がそれだ。今年は先日試写会で観た「息もできない」がそうだ。東京フィルメックスでグランプリと観客賞を受賞、世界各地でも絶賛の作品である。冒頭から始まる激しい殴打シーン、取立屋の主人公サンフンの血走っているがどこか寂しい表情に作品のテイストが滲み出ている。 幼馴染のマンシクと若い舎弟を伴っての取立屋家業。気前の良いマン...


  • 2009

    11月

    30

  • 心に染み入る傑作! 『カールじいさんの空飛ぶ家』

    ピクサーのアニメはいつも欠かさず鑑賞している。いつも可愛らしいが奇抜なキャラ達の動きとユーモア溢れる台詞に笑わされ楽しい気分で劇場を後にすることが多い。今回は一人の老人が主人公である。『カールじいさんの空飛ぶ家』を観ることができた。 主人公カールは世界で一番大切な妻に先立たれ寂しい日々を送る老人。住まいのエリアは再開発が進み、カールの家も立ち退きを迫られている。カールがこの場所を離れない訳が冒頭...


  • 2009

    10月

    31

  • ワカラナイ

    小林政広監督の新作「ワカラナイ」を観る。またしても小林ワールドに背中からバッサリ斬られた感覚だ。主人公の高校生亮は病気の母親(恐らく末期ガンと思われるが)を抱え父親は早くに家を捨てコンビ二バイトで生計を立てる日々を過ごす。治療費、家賃、光熱費に追われ食べる事もままならず、やがてコンビ二で商品を盗み飢えをしのぐ日々を送る。乾いた物悲しい田舎の風景と必要以上の台詞がない映像はドキュメンタリー調の流れで...


  • 2009

    10月

    05

  • 現代のヴィジランテ映画 「狼の死刑宣告」

    狼の死刑宣告、予想していた以上の出来栄えに驚いた。ケビン・ベーコン演じるニックという男、投資会社の副社長を務め、お金は勿論、家族と平和に暮らす、いわゆるエリートである。 長男のホッケーの試合見物の帰り道、立ち寄ったガソリンスタンドで、ストリートギャングの仲間入りの儀式に巻き込まれホッケー選手として未来を嘱望される長男が殺される。ここからニックの復讐がスタートするのだが・・・ 副社長として、部下...


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momotimu

ゲストブロガー

momotimu

“渋い映画が大好きです。”