• TOP
  • 今野裕一さんの日記

  • 1-16/16

今野裕一さんの日記

  • 2011

    2月

    28

  • クラスマガジンの未来

    菅付雅信『リバティーンズ』休刊を語るは、余りに切実過ぎて胸が苦しくなりました。 夜想もアップアップのところまで追い込まれていて、他人事以前の問題で、現在の出版事情を雑誌単位でなく、もう少し大きな視野で見ることも必要なのでは。 みなが生き延びるために。 浅井さん一つ音頭をとってアップリンクで公開ミーティングを。


  • 2010

    3月

    02

  • 読むフリークス

    なんかいやな予感がして 久しぶりに『ZOO』を見たらやっぱりそうだった。 分離したシャム双生児を元にもどそうという妄想。美しき妄想。 腐敗していく動物……。 コラムに書きたかったなぁ。 紀伊國屋のboxなんだけど すごいのは字幕がもう一つあってそれがグリーナウェイの解説になっていて 面白い。 作家の言葉は妖かしだけど その妖かしを含めて楽しめる。 本のように...


  • 2010

    2月

    25

  • マキさんをずっと聞いています

    浅川マキさんが亡くなられてから ずっとマキさんを聴いている。 diceの『寺本幸司さんのmixiの日記("http://mixi.jp/view_diary.pl?id=1391647778&owner_id=667433)によると』という情報がもっともマキさんを偲べるものだった。 diceは情報を見つけるのが凄いな。センスもいいし。情報って生きているものだから...


  • 2009

    12月

    23

  • HARAJUKU PERFORMANCE +2009』

    もしかしたら音は一歩、前にでているかもしれない。 とても刺激的だった。 刺激があって、実験なんだけれども楽しめる。 楽しまそうとしているからかもしれない。 ノリというものが機能しているからかも…。 踊りは身体が媒体だから進化という概念は余りないかもしれない。 それにしても音は面白い。 久しぶりに現場にいったということを差し引いても…。 お目当ては 点子、生西、川口、吉...


  • 2009

    12月

    19

  • yasoビスは今

    yasoビスでは今、 映像作家の二階健さんが展覧会をしている。 会場を雰囲気を二階さん自身が作品にした。 http://www.youtube.com/watch?v=-Bm7Em1ugvs すげー。 会場内にテントがはってあって 展示も凄いです。


  • 2009

    12月

    18

  • 土蜘蛛の菊之助

    本格的寒さが、まだ訪れない京都、南座で 顔見世を見る。 ふとしたことで切符が入ったので、 助六の仁左衛門、揚巻の玉三郎が良いのだけれど お目当ては、菊之助。 土蜘蛛、胡蝶が良かった。 胡蝶は病に伏せる源頼光に薬を届ける侍女の役なんだけれども どこか頼光を誘っているかのような色気をもっている。 歌舞伎は本音と建前が交錯する物語なので 秘かに思いを寄せる白拍子が危険を教え...


  • 2009

    12月

    13

  • 流山児祥の寺山修司

    流山児祥プロデュースの『田園に死す』は 天野天街を脚色・演出にして見ごたえのある舞台になっている。 寺山修司を今の地点から解体していて とても良い。 昔の天井棧敷の匂いがするのはシーザーの音楽だけ。 でもそれは意図的にしたんだと思う。 効果的だ。 郷愁に浸らせることなく、ぐいぐいと寺山修司を解体していく。 たくさんのシンジというなのしゅうちゃん。 そしてハツという母。...


  • 2009

    12月

    09

  • 演劇から遥かに遠く、新たな演劇を作る

    ふと思いだしたのは、リビング・シアターの『営倉』。 もちろん生のリビング・シアターではなく、メカスのドキュメンタリータッチの映画『営倉』で見た。映像は、それがリビング・シアターの演技であることをすっかり忘れてしまうほどの激しさで、衝撃を受けた。舞台は客席との間を金網で遮っていて、メカスは舞台上で、俳優/囚人と同じ目線でカメラを回した。 もう一つ思いだしたのが、『The Man Who』(原作『...


  • 2009

    12月

    07

  • 墨東まち見世2009

    東京スカイツリーはまだ三分の一しかできていないけれど 大川のこちら側から見ると闇に不気味に浮かんでいる。 1985年に発表された『帝都物語』を思いだす。 浅草を起点にした銀座線が描かれていて 夜の仲見世を歩きながら 自分の足下を走る「学天則」を想ったりした。 バブルが立ち上がってすぐ、 妄想が可能な町並みがまだ残っていた。 「鉄コン筋クリート」の塔のように スカイツリ...


  • 2009

    12月

    04

  • 二階健写真作品展「H+H 天使の解剖図」

    二階健写真作品展「H+H 天使の解剖図」(会期:2009年12月5日[土]〜12月26日[土]) が、明日から始る。 一週間、ギャラリーに立てこもって 二階さんはセッティングをしている。 部屋の中に部屋が設えられ…それは二階さん自身の部屋なのだけれど クラッシュと闇と光と1%のキッチュと。 ゴスだし どこかにひらひら感もある。 でも深い深いところでロックなんじゃない...

    ポーランドでの人形展

    ポーランドでの人形展は ほぼ開催が難しくなった。 四谷シモン、土井典、天野可淡、吉田良、恋月姫、三浦悦子、清水真理、井桁裕子、マリオ、ヴォークス… ベルメールにはじまる日本創作人形の歴史を ポーランドで人形をもって見せるという 展覧会で、キューレーションをしていて できあがる寸前までいっていたのだが 安全と保険と美術運送を当初から要求していたのに 向こうの輸送は宅急便だ...


  • 2009

    12月

    03

  • 夜想上映会 ─ 少女と映画と音楽と

    昭和40年会というのがあった。 今も活動しているのだろうから、過去形で書くのは失礼かもしれないが。 この世代とはバイブレーションがあっていた。 上がった波が上がって、下がってまた上がったところで合っているのか…。 あるいは下がったところで逆にあっているのか それは分からないが。 76式… 人に聞いたのでどう書くのか分らないが 1976年生まれの人の集まりらしい。 吉田...


  • 2009

    11月

    22

  • 演劇はここまで来た

    普通に見えて、何かにつけて嫌な奴とか、 わざわざ人の気持ちを苛立たせるようにしてる?と思える言動を繰り返す人。 回りに増えてきましたよね。 いったいどういうことかと思っていたけれど こういうことなのかも…とちょっと納得できました。 世界は善意に充ちて、あるいは善意をベースに動いていると 認識できない そんなものを植えつけられてうまれている世代もいるのだなぁと…。 『汚い...


  • 2009

    9月

    01

  • ウニカチュルンの目から

    ベルメールの企画展に関わっていて 思うのだが かつて夜想で シュルレアリスムの女性たちという趣向で企画を組んだことがあったが 強い男性的芸術運動のなかで 埋もれがちになる女性がいるという そこはどうなんだろうということであった。 ウニカチュルンの感覚で人形を作る もしあったとしたら もしかしたら 今の日本の人形の 女性作家たちが作るものの どれかの流れに...


  • 2009

    8月

    28

  • メディアが…

    デジタル化によって、メディアは変わるんだろう。 映画館で映画を見るのも、見ている観客は、フィルムかデジタルかで区別をしていないだろうけど、結果、圧倒的に何かが変わるんだろう。 電子ブックが拡がる、という話がTVで話題になっていたが、多かれ少なかれ、紙メディアはそれに影響を受けるだろう。徹底的に。 ダウンロードの売上げを足すと、CD業界のパイは変わっていない。とするとアーティストは...


  • 2009

    8月

    27

  • EP-4が復活するって

    EP-4が復活するって本当だろうか? 秘かにネット上で話題になっている。 EP-4のギターだった好機タツオが死んだというのも ネットで知った。 シンクロニシティというのか 80年代前半の何かが渦をまいてシンクロして 亡霊のように自分の前にあらわれる。 そこには 懐かしみとはことなる ある種の実在感がある。 そっちへ行くかどうかは まだ分らない。 感覚のま...


  • 1-16/16

今野裕一

ゲストブロガー

今野裕一

“夜想編集長。”