ハセガワアユム(MU)さんの日記
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2011
7月
27
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[映画]『デビル』(M・ナイト・シャマラン原案・制作)
[映画]『デビル』鑑賞。始まった週から既にレイトショーしかないのは、どういうプレイなのか(笑)しかも都内は有楽町の400席もあるドでかい劇場でレイトショーですよ。シアターNとかでこっそりやるのは作風に似合いすぎるのか。 エレベーターに閉じ込められた男女が次々に謎の死を遂げるという、死臭すらする使い古された設定を飽きなくさせるのは、外部から刑事の追走が監視カメラを駆使したり壁を壊したり容赦ない...
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2011
7月
23
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真夜中に聴く音楽(その1・ジェイムス・ブレイク)
こういうのアンビエントなのは、最近なかったので有り難いです。なにかと話題の「ダブステップ+ソウル」が売りの若干22歳のジェイムス・ブレイク。ポーティス・ヘッドとか90年代にわなわな震えながら聴いてたおじさんとしては感慨深い。どこか懐かしく、でもこの組み合わせ、新しい。真夜中に聴く音楽。カミさんにこういう音楽聴いてるとムカつくって言われるので(笑)こっそり深夜にゆっくりと。 text hase...
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2011
7月
21
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[映画]『イグジット・スルー・ザ・ギフトショップ』
グラフティで超有名な覆面アーティスト、バンクシー初監督。自身のドキュメントと思いきや、芸術≒犯行現場を撮り続けたカメラマンに主役が転身、彼がアーティストにまで転身する独特の構成。「アートって結局よー」感が凝縮。笑いも起きる傑作。 text hasegawaayumu(MU) http://www.mu-web.net/ http://twitter.com/ayumumumu ■w...
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2011
7月
17
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[音楽]曽我部恵一 with PINK BAND『SPRING FEVER - live at SENDAI 2011.5.13』
曽我部恵一の2011年の新譜であり、久々のソロアルバム『PINK』のツアーを納めたライブ盤。オンラインのみの販売だが14曲で1500円という破格。またこのツアー、ぼくも渋谷で見てたんだけど、本当に良かった。いろんな名義で活動しているが、このツアーの歌い方はどのモードのときよりもフラットで力強かった。曽我部恵一BANDのときみたくアゲ過ぎず、サニーデイや弾き語りのときみたくクール過ぎず、ちょうどよ...
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2010
9月
19
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俺が見てるのはテレビなのか?
「2010年になんかぶっ壊れる」とコーネリアスは10年前に歌っていて、それがアナログ放送だったとは露とも思いませんでした。俺が見てるのはテレビなのか? と疑いたくなるほどのイジメ。映画の字幕かと思った。どんな映画だって話だが、いまやってる映画もよくわかってない。 text hasegawaayumu(MU) http://www.mu-web.net/ http://twitter.c...
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2010
9月
04
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テニスコート『見テ。ニューボール』を観て来ました。
演劇界で限りなくカッコ良くアタマ一個浮いている、お笑いユニット? 演劇ユニット? とにかく素敵な3人組「テニスコート」が繰り広げるコント集。テニスコートコミック2010『見テ。ニューボール』を観て来ました。 僕はyoutubeで『餅つき』というコントを偶然観て「おや」となり、今では削除してしまったであろう他のコント群で「ムムムム」と喰い入り、HPに飛んで「塾帰りのお母さんが運転する車のな...
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2010
8月
29
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曽我部恵一の弾き語り新作『けいちゃん』は、ちょっとだけ怖い?
曽我部恵一の新作は身も蓋もないタイトル、たぶん最も近しい人たちからの愛称であろう『けいちゃん』。ジャケット写真もいままでに無いくらい、まるで徹夜明けに朝に微笑んでいるような生々しさ。このタイトルとジャケットは度肝抜かれました。 近年、パラノイア的に増える名義の数々(まさかサニーデイ・サービスまで復活するとはねー!)が全て充実しているのは、テーマをバンドごとに振り分けているのが成功しているから...
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2010
8月
16
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『係長 青島俊作』は、かなりアリです。
すみません、ドコモ動画で限定配信されている『係長 青島俊作 THE MOBILE 事件は取調室で起きている!』が有楽町・日劇でも公開ということで観て来ちゃいました。評判が良いためスクリーンで上映決定という異例なところに興味を持ったのですが、評判通り本編よりしっくり来ました(笑)一律1000円で8月13日まで公開。と、以前ツイッターでつぶやいてから時間が経ってしまい、公開が終わってしまいましたが、...
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2010
8月
15
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ミイラズ、サードアルバムでも失速しなそう。TSUTAYA限定のフリーレンタル盤もスタート。
webDICEの読者の方には新鮮なバンドかも知れませんが、僕が00年代後半から唯一夢中なバンドを紹介します。The Mirraz(ザ・ミイラズ)です。 アークティック・モンキーズのパクリを公言してデビューし、方法論を模倣しながらもサヴァイブし続け、どんどんオリジナリティが磨かれて行く姿には、洋楽のオマージュ満載だった渋谷系時代に青春を過ごした自分としては胸がアツ過ぎてどうしようって状態で...
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2010
8月
14
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[演劇]劇団M.O.P.最終公演『さらば八月のうた』を観劇:東京公演は8月16日まで
26年続いた、M.O.P.という人気劇団が最終公演を迎える。 主宰のマキノノゾミさんと看板女優であるキムラ緑子さんとは、少し前にラジオCMのお仕事で御一緒したことがある。確か調味料のラジオCMだったような。ぼくは本業がナレーターなので、そこでキムラさんの息子役で台詞を読ませて戴いた。シンプルな演出の多いラジオCMが多いなか、登場人物のバックグラウンドに濃く愉快な解説や演出が彩られた記憶が...
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2010
8月
13
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[映画]『ゾンビランド』:ゾンビコメディの新感触
題名まんま遊園地でゾンビと戦う(笑)まあ「ゾンビ合衆国」って意味らしいですが、ちょっと勘違いしてしまったことが本当に起きて、期待に応えてくれた感じで美味しかったです。 「ゾンビからサヴァイバルする為のルール」を絡めて、冒頭からスパイク・ジョーンズのPVのパロディをやってのけたりする、ゾンビ"コメディ"映画です。同じゾンビコメディでも『ショーン・オブ・ザ・デッド』や『処...
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2010
2月
28
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[映画]『ファニーゲームU.S.A. 』:「暴力」についての考察。果たして10年前の皮肉は現代に通用する?
正直『SAW』シリーズのようなものを期待して見に行ったら、この映画はそういうハリウッドに蔓延する「暴力」や「スプラッター」について皮肉を思わせるくらい、グロい描写をあえて「見せない」。物語の進行で暴力はかなり登場するし、観客もそれを恐れながら「見たい」と思っている心理にわざとおあずけさせるように「見せない」。おいおい、あんたってさあ何を見たがってるの?人がこんな目に遭うのを見たがってるのってアタ...
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