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kafuuさんの日記

  • 2010

    2月

    23

  • 「沈黙の隣人」夕張へ

    増田俊樹監督最新作「沈黙の隣人」 某インタビューにて。 井川:フリーライターの井川と申します。本日はよろしくお願いします。 まずは、監督の増田さんにお伺いします。 今回チェリーレッド追悼上映と銘打ってますが、まずはそのチェリーレッド追悼映画を制作するに至った経緯みたいなものをお話しいただけますか? 増田:まず、ムーンストーンを立ち上げて様々なイベントを手がけていた時、チ...


  • 2010

    2月

    12

  • 近藤善揮出演情報 沈黙を破った『沈黙の隣人』~零号試写

    昨日は最新作『沈黙の隣人』零号試写会だった。 本作と共に今月末、夕張国際映画祭へと向かう。 http://www.th21.jp/bbs/moriayu/ また、本日は一つ前の日記にある通り、鈴木邦男さんと松本哉さんのトークイベントがある為、私も事務所のお手伝いでユーロスペースに向かう。 極左と新右翼。 今から楽しみである。 詳細は下記より http://www.t...


  • 2010

    1月

    25

  • おやすみアンモナイト取材~記者会見

    1/23 新宿ネイキッドロフトにてマスコミ各社が集まり、『おやすみアンモナイト』の記者会見が盛大にとりおこなわれた。 『おやすみアンモナイト~貧乏人抹殺篇/貧乏人逆襲篇』 「ゆうばり国際ファンタスティック映画祭2009」 フォーラムシアター部門 正式上映作品 増田俊樹 監督作品 出演:辻岡正人 疋田紗也 黄金咲ちひろ 神楽坂恵(友情出演) リエコ J パッカー 大塚麻恵 安藤彰則 増...


  • 2010

    1月

    21

  • カウンタックのようにカウントダウンするカウンターカルチャー~『おやすみアンモナイト』

    あたかも話はデオキシリボ核酸の如く、あらかじめ運命づけられていたのかもしれない。 そこに集うキャストもスタッフも、二重螺旋に刻まれた運命の如く、映画という記憶に配列されていたのかもしれない。 ほぼ夕張映画祭の常連となりつつある映画監督 増田俊樹は、昨今の映画界において異端児とされる風潮があるが、実のところ彼は異端児でも何でもなく、極めて自然に今のポジションに位置付けられたという...


  • 2009

    10月

    30

  • 皆様へ

    皆様へ 来月封切りとなる主演作「俺にさわるな!」ですが、現状ジャック&ベティ動員記録までは険しい道のりです。 下記はプロデューサーからのコメントです。 「ジャック&ベティ-で今まで最高動員率の映画は「靖国」らしく50%らしいです。開業以来の満席になるためにはトータル1800人位の動員が必要になり......。」 目下、スタッフ、キャスト、また、野毛の町総動員で宣伝...


  • 2009

    2月

    03

  • 何を求めるか

    映画監督にしろ俳優にしろ、何を求めるかが大事だ。 求めるものが大きいほど、現場の空気は膨らむ。 その膨らんだ空気が大きければ、売れる映画が作れるかというと、そこは少し違う。 これが、商品としての映画作品の難しいところだ。 友達である映画プロデューサーが言っていた。 同じ会社の作品であるが、この映画がこんなに売れるとは予想外だった作品に『おくりびと』があると。 映画と...


  • 2009

    1月

    12

  • 映画はインドを中心に回りだす。

    インドに映画の資本が集まるようになってからどれくらい経つだろう。 アカデミー賞などをいつかインドで制作された映画が席捲する日が間違いなく来る。 インドの映画の技術は凄い。 映画はインドを中心に動き出すだろう。


  • 2009

    1月

    02

  • 『母べえ』山田洋次監督

    一人の学者が戦時下の体制により、流浪の人生を歩まされる。 そして、それを取り巻く家族のあり方。 山田洋次監督ならではの人間に向けた視線と、温かみで物語りは包まれる。 自分が学生の頃を思い出した。 20年以上前、教授と学生の間には、温かい師弟関係というものがまだ残っていたと思う。 昨今の、大学に於いては、それはいかなるものであろう。 そんなことを考えた。 浅野忠信...


  • 2008

    12月

    04

  • ファジー理論の末裔

    二十年くらい前であろうか、ファジー理論なるものが随所で使われていた。 だが、デジタル革命により、それは衰退していった。 時に、何もかもが、あの青空と夕焼け空の境界線のように曖昧に溶け込んでいればいいと思うときがある。 世の中、きっちりしすぎた。 善と悪が曖昧に共存し、溶け込んでいた時代があったはずだ。 デジタル革命は、枯渇をももたらしたのではなかろうか。 人間にとっ...


  • 2008

    11月

    26

  • ねじれの位置関係と対峙

    数学で言うところの、ねじれの位置関係は、上から見ると交わっているようだが、横から見ると決して交わる事のない平行線である。 社会というものの仕組みは、実はこういったものなのかもしれない。 視界からとらえる錯覚が交錯する世の中というものは、一見かみ合っているように見えて実はそうではなく、深層心理を探ろうとすればするほど答えのない禅問答と化す。 これが、政治のもたらすカオスである。 ...


  • 2008

    11月

    14

  • 崇高なる生贄~生贄の代価

    私たちは、共存という社会生活の上に成り立っている。 常々思うのは、人間は常に何かを犠牲にし、そしてその代価の下共存しているのではないかという事である。 サクリファイスの精神は、その代償としての平穏を求める。 平穏が犠牲の代価だとしたら、その代償は大きく計り知れないものがある。 だから国家の関係性は、その大きな代償のもと、たとえ統率者が変わろうと、さして大きく揺らぐ事はない。...


  • 2008

    11月

    02

  • ロン・ハワード監督『シンデレラマン』

    映画というのは、特別な事をするわけではなく、ことドラマにおいては、そのままの人物を描き出すだけでいいのだという事を教えてくれる作品である。 ラッセル・クロウの、自然な演技が好感である。 ボクシングを題材にした映画はたくさんあるが、この作品ほどひきつけられた作品はなかった。 人間は、家族と共にあり、その営みの中で起こる悲喜こもごもと共に生きていくものなのである。 この...


  • 2008

    11月

    01

  • 千里眼的技術革新論

    目に見えないものが見えるようになる技術革新が車に取り入れられようとしている。 車の危機回避技術の進化である。 我々は、視覚により影響を受ける事の多い生物である。 我々の記憶の多くは、視覚から取り入れられることが多い。 映画、そして演劇という表現は、観客の想像力に委ねるところの多い表現である。 見えないものを想像させる事により、あたかも厳然としてそこにあるかのごとく、表現者は観...


  • 2008

    10月

    31

  • 京大熊野寮問題

    かつて、京都学生運動の象徴たりえた京都大学熊野寮に監視カメラが設置されるようになったという。 自治会側の要請との事だ。 時代というものも変わるものだ。 私としては、こんな事でいいのか学生達よ!と叫びたい心境である。 自由が自由たりえた時代があった。全てが叫びと変わった時代があった。 時風というのは移ろい行く。 だが、変わってはいけない何かもある。 京大西部講堂はど...



kafuu

ゲストブロガー

kafuu

“モノクロームとフィルムの質感が好きです。”