■新作DVD『有機農業で生きる――私たちの選択』
http://www.parc-jp.org/video/sakuhin/organicfarming.html
国際理解・国際協力、開発教育、環境教育に役立つビデオ&DVD。
マスコミが伝えない世界各国の人びとの生の声、社会の姿をお届けします。
農薬や化学肥料への依存、放射能汚染、環境破壊・・・
農と食に大きな問題をかかえる現代社会をどう変え、
どう生きるかが問われています。私たちは、その答えを
「有機農業という生き方」の中に見出しました。
本来の農業である有機農業は、土や水をはじめ自然の
恵を大切にする持続可能な営みです。そしてそれはいま、
全国各地に広がりつつあります。
経済成長優先の社会から離れ、農的暮らしへ転換する
若者たちも増えてきました。人と人をつなぎ、ほんとうの
豊かさをめざす有機農業の魅力を、先駆者、新規就農者、
福島で放射能を克服しようとする農業者、理解者などの
生き方を通して伝える作品です。
埼玉県小川町では、集落の中でただ一人有機農業を始めた
霜里農場の金子美登さんの取り組みがだんだんと
地域へと広がり、集落全体で農薬の空中散布が中止され
新規農家の 育成も始まっています。
また、福島県二本松市は地域全体で有機農業に取り組んで
いましたが、3.11後の農業を模索し、希望を見出しつつある
姿を菅野正寿さんが報告しています。
名古屋のオーガニックファーマーズマーケット、教育における
有機農業の取り組みなど、有機農業の「今」を追ったドキュメント。
今後の社会を考えるうえでぜひおすすめしたい作品です。
<DVD情報>
●作品タイトル『有機農業で生きる―わたしたちの選択』
●価格 8,000円+税(図書館価格 16,000円+税)
●作品詳細 36分 DVD(日本語) 2012年
●制作 アジア太平洋資料センター(PARC)
●監修 大江正章 (PARC共同代表、コモンズ代表)
●監督 岩崎充利
●作品の章構成
オープニング
Ⅰ.本来の農業を取り戻す
Ⅱ.有機農業が地域を変える―埼玉県小川町
Ⅲ.福島からのメッセージ
Ⅳ.新規就農者・理解者を育てる
Ⅴ.未来を拓く有機農業
●主な登場人物(登場順)
・金子美登さん(埼玉県小川町、霜里農場、全国有機農業推進協議会理事長)、
・浅見彰宏さん(福島県喜多方市、ひぐらし農園)、
・菅野正寿さん(福島県二本松市、あぶくま高原遊雲の里ファーム、福島県有機農業ネッットワーク代表)、
・関元弘さん(福島県二本松市、ななくさ農園)、
・大内信一さん(福島県二本松市、二本松有機農業研究会)、
・飯塚里恵子さん(浜木綿農園、千葉農村地域研究所)、
・澤登早苗さん(恵泉女学園大学教授、日本有機農業学会会長)、
・涌井義郎さん(元鯉渕学園農業栄養専門学校教授、あしたを拓く有機農業塾代表理事) ・中島紀一さん(総合農学研究所代表、茨城大学名誉教授、日本有機農業学会前会長)
お問合せ・お申込みは
■特定非営利活動法人 アジア太平洋資料センター(PARC)
〒101-0063 東京都千代田区神田淡路町1-7-11 東洋ビル3F
tel:03-5209-3455
fax:03-5209-3453
web:http://www.parc-jp.org/
mail:video@parc-jp.org
担当者
安川(AV担当)