日中韓共同プロジェクト LOCUS DESIGN FORUM [書・築]展 本という宇宙 ブックデザイン国際公募
日中韓共同プロジェクト LOCUS DESIGN FORUM [書・築]展
本という宇宙 ブックデザイン国際公募
〈主催:ローカス・デザイン・フォーラム LOCUS DESIGN FORUM〉
1.公募概要
■「本という宇宙」をテーマとしたブックデザイン(実作)の公募
■応募受付期間:2012年10月15日(月)~10月20日(土)必着
■審査発表:2012年10月中旬 ウェブサイトにて発表 http://locusdesignforum.com
■審査員:
審査委員長:杉浦康平(グラフィックデザイナー/日本)
審査委員: 祖父江慎(グラフィックデザイナー/日本)、矢萩喜從郎(グラフィックデザイナー、建築家/日本)、團紀彦(建築家/日本)、呂敬人(ブックデザイナー/清華大学教授/中国)、李大俊(建築家/韓東大学教授/韓国)
■入選作品:20~30点/入賞作品:数点
■賞:「書・築展 」(日本、中国、韓国で開催)での展示。展覧会公式図録(英語、日本語、中国語、韓国語)への掲載。
■応募資格:特にありません。個人、企業、グループ、いずれの応募も可とします。プロ、アマも問いません。
■応募方法
(1)応募用紙:HPからダウンロードし、必要事項を記入してください。使用言語は、日本語または英語となります。 http://locusdesignforum.com
(2)出品料:1,000円(1点につき)
<日本国内在住の方>
下記口座にお振込下さい。振込手数料はご負担ください。
[みずほ銀行中目黒支店 普通2080596 ローカスデザインフォーラム]
<海外在住の方>
クレジットカード(VISA、MASTERのみ)引落し可能なカード情報(名義、16桁のカード番号、有効期限)を応募用紙にご記載ください。応募用紙受け取り後、出品料をクレジットカード決済させていただきます。
(3)提出物
①応募用紙
②作品(本の実作)
・2011年1月以降に制作、発表したもの。発表、未発表は問いません。
・梱包の際の長辺のサイズが60cm以内、長さ+幅+厚さ=90cm以内、重さ5kg以内であること(郵送の際、印刷物に該当する条件)。ただし、展示の際のサイズは問いません。
・使用言語は問いません。
③ 出品料の払込票コピー※海外在住の方は、クレジットカードNo.(振込不可)
(4)提出先
ローカス・デザイン・フォーラム事務局
〒150-0033 東京都渋谷区猿楽町29-18 ヒルサイドテラスA
アートフロントギャラリー内
TEL:03-3476-4868 FAX: 03-3476-4874
■質疑応答:
(1)本要項についての質疑がある場合は、2012年8月15日までに電子メールにて事務局まで送付してください。宛先:locus@artfront.co.jp
(2)質疑に対する回答は、2012年8月22日にウェブサイト上にて行います。ただし、回答項目は主催者が追加情報として必要と判断したもののみとします。
(3)上記以外の方法での質問は受け付けません。
■作品返却:
・作品の返却を希望される方は、返送にかかる費用をご負担いただきます。
・日本国内の場合は、着払いで返送いたします。
・海外の場合は、送料をあらかじめお伝えし、クレジットカードでの引落しとさせていただきます。
2.「ローカス・デザイン・フォーラム」とは
日中韓の三国は、長い歴史の中で交流と対立を繰り返しながら、限りない影響を相互に与え合い、漢字と箸を使い、醤油で味付けをする共通の伝統をもっています。ローカス・デザイン・フォーラムは、西洋からモダニズムを取り入れ、それを自らのローカル性において消化し、それぞれの方法でレスポンスしてきた三国が、理性と感性を共有する漢字文明圏として、自己の座標軸を明確にしながら、現在と未来に対し、共通の文化的メッセージを発信していくためのプラットフォームとして構想されます。「LOCUS」とは「位置」と「ローカル」を合わせた言葉で、ラテン語で「場所」を意味します。歴史家トインビーは、文明の運命は「チャレンジChallenge」と「レスポンスResponse」にあると述べています。本フォーラムは、このチャレンジとレスポンスを自らの使命と考え活動を展開します。その最初の企画として、本と建築のコラボレーションによる「書・築展」は開催されます。
ローカス・デザイン・フォーラム:
コミッショナー 槇文彦(建築家/日本)
李起雄(パジュ出版都市理事長/韓国)
代表幹事 李大俊(建築家/韓東大学/韓国)、呂敬人(清華大学/中国)、團紀彦(建築家/日本)
事務局:アートフロントギャラリー前田礼、大西隆介
3.「書・築展」とは
ローカス・デザイン・フォーラムの最初の企画として、本と建築のコラボレーションによる「書・築展」を開催いたします。それぞれに書籍の長い伝統と独自の文化を持つ、日本・中国・韓国を代表するデザイナーと建築家各4組が「本」をテーマに競演、「本」がもつ多様な可能性、「本」をめぐる多様な解釈を、本の制作とそのインスタレーションによって提示する国際展です。
本企画は、北朝鮮との国境38度線に近い韓国のパジュにBook Cityを創設した李起雄氏と建築家・槇文彦氏らの呼びかけによって構想がスタートし、日本を皮切りに、韓国(パジュ、2013年1月)、中国(北京、日程検討中)を巡回する予定です。
「言葉の建築である本」と「空間の言語である建築」は、共に人類の歴史に強い影響を与え、人間存在のあり方に深く関係してきました。一方で、デジタル技術の発達により、本来の本と建築の意味も大きく問われております。本展は、3か国のデザイナーと建築家が協働し、チャレンジすることによって、本と建築の可能性を創造的に開拓し、デジタルとアナログの溝を埋める多義的な(LOCUS)を創出することで、時代に対してレスポンスすることを目指します。あわせて、「本という宇宙」をテーマに、世界各国から本の実作を公募し、優れた作品を表彰・展示することで、日中韓によって生み出される場をより広い世界に開くことを試みます。
■会期:2012年11月7日(水)~18日(日)11:00-19:00
■会場:ヒルサイドフォーラム(ヒルサイドテラスF棟 東急東横線代官山徒歩3分)
■展示内容:
①招待作家として参加する中国、韓国、日本、各4組の建築家+デザイナーが、制作した本のインスタレーション。
②「本という宇宙」をテーマに、世界各国から公募した本(実作)より選定した優秀作品約30点を展示(展覧会図録にも収録)
■出展者(建築家×デザイナーの順)
日本:
妹島和世×日高恵理香、竹山聖×三木健、團紀彦×秋田寛、藤本壮介×原研哉
中国:
FANG Xiaofeng(方晓风) ×LV Jingren (吕敬人)、URBANUS(都市实践)×WU Yong (吴勇)、Atelier Deshaus(大舍建筑)×ZHAO Qing (赵青)、XU Tiantian(徐甜甜)× XIAO Mage& Chengzi (小马哥,橙子)
韓国:
Seung H-Sang (承孝相)×Hong Dongwon (洪童元)、Lee Daejun(李大俊) ×Choi Mansoo(崔晩洙)、Cho Byoungsoo(趙秉秀) ×Rhee Nami (李那美)、Kim Hun (金 憲)×Ahn Jimi (安智美)
■オープニング・シンポジウム
1.基調講演:槇文彦(建築家、本展コミッショナー)
2.基調鼎談
出演:杉浦康平(グラフィックデザイナー)李起雄 (パジュ出版都市理事長)呂敬人(ブックデザイナー)
モデレーター:團紀彦(建築家)
日時:2012年11月6日(火) 18:00-20:00
会場:ヒルサイドフォーラム(東京・代官山)
定員:100名(要予約)
入場料:1000円(同時通訳付)
■展覧会図録:
出展作品および公募で選ばれた作品を収めた展覧会総合カタログ。
言語:日本語、韓国語、中国語、英語
デザイン:矢萩喜従郎
編集・発行:現代企画室
発行日:2012年12月
■主催:ローカス・デザイン・フォーラム
■協賛:鹿島建設株式会社、清水建設株式会社、日本たばこ株式会社、三井不動産株式会社
■協力:株式会社竹尾、ヒルサイドテラス
4.お問合せ
ローカス・デザイン・フォーラム事務局
〒150-0033 東京都渋谷区猿楽町29-18 ヒルサイドテラスA
アートフロントギャラリー内
TEL:03-3476-4868 FAX: 03-3476-4874 Email: locus@artfront.co.jp
URL:http://locusdesignforum.com/