細川護煕氏が理事を務める永青文庫と、(株)CROSS BORDERSはiPad向けアプリ「細川家の名宝 The Hosokawa Family Eisei Bunko Collection」を、アップル社が運営するAppStore にて12月4日より販売を開始しました。
細川家の名宝 The Hosokawa Family Eisei Bunko Collection」は、永青文庫が所蔵する陶器、古書画など約6,000 点の美術工芸品(うち国宝8 点、重要文化財31点)のなかから、歴史的・美術的価値の高い品をデジタル映像や解説を交えて紹介する定期刊行型アプリです。
20mもある絵巻物をエンドレスでスクロールしたり、触れることのできなかった貴重な陶芸品を回転させて360 度観察したりと
展示室では体験できなかった、iPad アプリならではの美術鑑賞が可能です。
そのほか絵画や書画を拡大し筆致を楽しんだり、「こんなところに家紋が!」といった発見をtwitter に投稿・共有することができます。
また【白隠 達磨図】江戸時代(17 世紀)をスクリーン上で横に置き、筆の太さや色彩を選びながら指で模写できるなど、より深く作品の魅力に触れていただけるようになっています。
◆◆「細川家の名宝 The Hosokawa Family Eisei Bunko Collection」概要
■App 名称 :細川家の名宝 創刊ゼロ号 パイロット版
■カテゴリ :ブック
■発売日 :2010 年12 月4 日
■言語 :日本語(今後、英語/フランス語版の開発を予定)
■制作・開発 :株式会社CROSS BORDERS
■価格(税込) :1,200 円
■Web サイト :http://japanart.info/
■App store URL:http://itunes.apple.com/jp/app/id405913327?mt=8
■動画紹介URL:http://www.youtube.com/user/hosokawakenomeihou
創刊ゼロ号では12 点(うち国宝2 点、重要文化財1 点、重要美術品2 点)を収録。
すべてのコンテンツは本アプリケーションの為に最新技術を駆使して新たに撮影した画像や動画で構成されています。
総合監修は、永青文庫理事長であり、第79 代内閣総理大臣、第18 代細川家当主の細川護熙によるもので、本アプリでは、動画によるメッセージもご覧いただけます。
また、それぞれの作品解説では、監修者の細川護熙による「裏話」も掲載しています。
アプリは3カ月に一回刊行、英語/フランス語版の刊行やiPhone版も今後開発予定。