AITでは、9月11日(水)18:00より21:00まで、代官山のAITルームにて秋の「ミングリアス」を開催します。ミングリアスとは【mingle(混ざり合う) + us】」という意味で、趣向を凝らしたフードやドリンクを音楽と一緒に楽しみつつ、アート好きのみなさんと情報交換をしながら交流するイベントです。 お一人でもお友達連れでも、どうぞお気軽にお越しください。
[ ポットラック ]
これまでの旅行で印象に残った国や場所にゆかりのあるスナックやフードをご自由にお持ち寄りください。(ボリュームに制限はありません。また、AITのミニキッチンや電子レンジ、調理器具もご自由にお使いいただけます。)
今回のテーマは「The Art of Traveling」
イギリスを代表する美術館「テート」は、2023年までに二酸化炭素の排出量を少なくとも10%削減することを発表、特に欧米では近年の気候変動問題に対応する動きが広がっています。 例えば、フィンランドの芸術文化団体では、空路の代替手段として環境に配慮した移動を選択するアーティストやプロジェクトに、積極的な支援をしています。
9月よりAITのレジデンスプログラムに参加するアーティストのアーロン・ランダールもまた、スウェーデンのゴッドランド島からユーラシア大陸を鉄道で横断して来日しました。ロシアやモンゴル、上海などさまざまな都市に降り立ち、新たな風景に出会ったその様子は、AITのインスタグラム(ait_npo)でも紹介しています。
当日は、「The Art of Traveling」をテーマに、約1ヶ月をかけて東京に降り立ったランダールが、その旅の足跡を紹介します。また、日本の芸術文化を媒介とした他国との外交や移民に関するリサーチを目的に、同じく9月から日本に滞在するタイ出身のアーティスト、スッティラット・スパパリンヤは、これまでアイルランド、ドイツ、スイス、台湾、シンガポール、インドネシアにて展覧会やプロジェクトに参加し、この滞在でも、北海道や沖縄でリサーチを行う予定です。ランダールとスパパリンヤを迎えAITのロジャー・マクドナルドがファシリテーターとなり、近年の急速な環境変化に関する取り組みを交えながら、アーティストには欠かせない「移動をすること」や新しい旅の方法論について語ります。
後半は、「外で遊ぶ旅」をテーマに多彩なツアーを実施している旅行代理店ワイルド・ナビゲーションのスタッフを迎えて、世界の秘境を訪れる旅やアドベンチャープランを企画する旅のプロが、知られざる仕事の裏側や現地での体験談を紹介します。10月17日からART TOUR 2019 vol.2 「インドネシアで現代アートを体感する!」を企画するAITの東海林が聞き手役を務めます。
格安航空会社の運行や予約ウェブサイトの発展と流通によって、より一層、「移動すること」が私たちの身近になり、利便性も圧倒的に増しています。
その状況の中で、特にアーティストはどのような視点を持ちながら旅をしているのか、旅は私たちに何を与え、どんな変化をもたらす可能性を秘めているのか、「The Art of Traveling」を通して楽しみながら次の旅の計画について思いを巡らせてみませんか。
【概要】
日時:9月11日(水)18:00-21:00 *ミニトーク:19:00- / オープンマイク 20:00-
会場:代官山AITルーム [MAP]
ゲスト:アーロン・ランダール(アーティスト)、スッティラット・スパパリンヤ(アーティスト)、ワイルド・ナビゲーションスタッフ *予定
*参加無料、予約不要、入退場自由
*会場は混み合う場合がございます。あらかじめご了承ください
詳細ページはこちら>>
http://www.a-i-t.net/ja/future_archives/2019/09/minglius0911.php