山下残
『せきをしてもひとり』("It’s just me,coughing")
-世界初演作品
2010年2月8日(月)開演19:30
2010年2月9日(火)開演19:30
原宿・Vacant
前売り3,000円 当日3,300円*ワンドリンク付
http://ppaf.parc-jc.org/j/2010/index.html#zy
『せきをしてもひとり』は2004年に初演され、その後作家自身による破壊と再構築を積み重ね、今回改めて新作として提出される。「ダンスの戯曲化」の試みとして自由律俳句を導入し、その呼吸=「せき」をダンスの通奏低音とし、読解のプロセスが身体表現と等価になる作品。詩が身体から吐き出されるものだとしたら、その詩から吐き出されたものを身体に送り返すことも可能であろう。詩とはそうした読解を待ち望むものではなかったか。初演時にはジャズの名曲が意表をつくやり方でテクスト、身体と拮抗するかのように用いられ、山下残はダンスにおける音楽の「読解」の第一人者でもあることがすでに証明されている。詩句は漂泊の俳人、尾崎放哉によるもの(タイトルはその詩句のひとつから取られている)。
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