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アサダワタル（日常編集家 / 事編kotoami 代表）

1979年大阪生まれ。「日常再編集」をテーマにした創作業。音楽演奏からソーシャルコンセプトの構想・演出、それらにまつわる文筆、講演などを行なう。

2002年、バンド「越後屋」のドラマーとして、くるり主宰レーベル（NMR）からのCDリリースがキャリアの始め。その後、2004年以降、遊休施設やお寺、住居マンションなどを活用した数々のスペースディレクションに関わり、「音楽や現代美術などの表現領域で培った妄想を、都市計画や福祉政策などに転用させるプロジェクトの構想・演出業」というなんとなくの仕事像を確立した。

これまでの音楽業では、ソロ「大和川レコード」、ユニット「SJQ」（HEADZ/cubicmusic）にてライブやCM / 映画での演奏、国内外におけるCDリリース多数。 とりわけ2003年〜2008年までの活動の総決算として制作した音楽と映像とテキストによるライブ作品「（再）祝 ! 大和川レコードチャンネル開局と. それに伴う一連の手続き」は、横浜BankART1929が主催するパフォーマンスアワード「Cafe Live Series 2008」にて最優秀賞を受賞した。

近年は、ソーシャルコンセプトとして、自宅の一部を他者に開放する「住み開き」という概念を提唱。それにまつわる講演活動を続け、2010年に共著書「編集進化論 -editするのは誰か-」（フィルムアート社）を執筆、2012年1月に「住み開き -家から始める ぼくらの小さな公共-」（筑摩書房）を上梓予定。
その他、神戸女学院キャリアデザインプログラム、立命館大学映像学部にて非常勤講師、NPO「cocoroom」副代表理事、近江八幡ボーダレス・アートミュージアム「NO-MA」アドバイザー、中之島4117相談員などを歴任する。