その昔、消費者金融はサラ金と呼ばれていた。月末のつなぎで借りるのならまだしも、長期間かりるのはその金利の高さからいって金融機関に吸い取られるだけ。
米国のサブプライムローン問題も、普通なら融資がおりず自宅を買う事ができない低所得者にに高金利で貸し出し、それが破綻した。
テレビではその昔、消費者金融の広告は自粛していた。ある時から深夜帯にはOKになった。
局によってはモラルの問題から他局が扱っても放送はしなかった。
でも、消費者金融は大手都市銀行と資本提携をして、社会的信用を得たかのような装いを始めた。
プロミス＝三井住友
アコム＝東京三菱UFJ
レイク＝新生銀行
全てのテレビ局が節操なく高利貸しの広告を放送し始めた。
桃井かおり、竹中直人、米倉涼子、高橋克典、夏川純が高金利の金貸しの宣伝をしている事は忘れてはならない。
日本の年間自殺者は3万200人を超える。
1日87人、1時間の間に3.7人が自殺している現状。
自殺の理由の一番は「健康問題」２位は「経済、生活問題」で自殺する人は全自殺者の25％だという。消費者金融に追い込まれての自殺者が後を絶たない。
1時間で3.7人が自殺＝その1/4の約1人が消費者金融を利用して追い込まれて自殺している
＝テレビ局は売上げのため消費者金融でもパチスロでもCMを流す
＝パチスロをする、損をする
＝消費者金融でお金を借りる
＝その宣伝は繰り返しテレビで流れる
＝桃井かおり、竹中直人、米倉涼子、高橋克典、夏川純が金儲けのためにCMに出る
＝１日約1人が自殺をする。
僕はこのサイクルをいつも忘れないようにしている。
（テキスト／浅井隆）
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