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2017-12-14 08:30


バンクシーとD.ボイル監督がパレスチナでコラボ

バンクシーとD.ボイル監督がパレスチナでコラボ
▲ドキュメンタリー番組「Alternativity」のためにバンクシーが発表したアートワーク。キリスト生誕の場面をドローンが上空から撮影している。©BBC/Banksy

イギリスの覆面グラフィティ・アーティスト、バンクシーとダニー・ボイル監督(『トレインスポッティング』)のコラボレーションを収めたドキュメンタリー番組「Alternativity」が12月17日、イギリスのテレビ・チャンネルBBC Twoで放映されることが発表された。

バンクシーは今年3月に、パレスチナ自治区ベツレヘムの、イスラエルとパレスチナを分断する壁に面した地域に「ウォールド・オフ・ホテル」(壁で隔てられたホテル)をオープンした。

BBCのニュースリリースによると、バンクシーはキリストの生誕の地として知られながら、彼曰く「世界で最もクリスマス気分でない場所」であるベツレヘムにあるホテルの駐車場で「The Alternativity」と題したイエス・キリストの降誕劇(Nativity)を行うことを決定。2012年のロンドン・オリンピック開会式の監督を務めたダニー・ボイル監督に、イベントの制作のサポートを依頼した。バンクシーからの要望に応えたボイル監督は、地元の子供たちや舞台俳優、そして多くのロバを集め、ベツレヘムのアーティスト、リハム・アイザックとともにディレクションを行い、イベントは12月3日に実施された。

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▲12月3日に実施された「The Alternativity」の告知用画像。

今回放映される1時間のドキュメンタリーは、イベントの実現のために6週間にわたり現地で準備を行った模様が記録されているという。

BBC TwoのTwitterには、このドキュメンタリーから、「ロバを探すのは難しくないけれど、雪を降らせることはできるかい?」と書かれたバンクシーからのイラスト付きの手紙を読み上げながら、ベツレヘムに向かうことを決めた心境を明かすボイル監督のインタビューが掲載されている。



ボイル監督とともにディレクションを担当したリハム・アイザックは、イベントの模様を自身のTwitterにアップしている。



また「ウォールド・オフ・ホテル」のFacebookには、偽の雪が降るなか繰り広げられる降誕劇の様子を収めた動画がアップされている。



なおバンクシーは、パレスチナにあるカトリック礼拝堂「ミルク・グロット」 の前に描かれた新たな作品「Peace on Earth – Terms and Conditions Apply」(地球に平和を―但し利用には条件があります)の画像を公式サイトにアップしている。

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▲公式サイトにアップされたバンクシーの新たな作品「Peace on Earth – Terms and Conditions Apply」 ©Banksy

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