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2016-11-04 17:10


TIFFコンペ作『浮き草たち』がNetflixで配信

TIFFコンペ作『浮き草たち』がNetflixで配信
映画『浮き草たち』より カラム・ターナー(右)、グレース・バン・パタン(左) ©2016 Over the Barn, LLC

11月3日で幕を閉じた第29回東京国際映画祭のコンペティション部門に出品されたアダム・レオン監督作『浮き草たち』が、2017年にNetflixで日本でも配信されることが明らかになった。本作は9月にトロント国際映画祭で米Netflixがワールドワイドでの権利を獲得したことが報じられていた。

【Netflix】『浮き草たち』(2017年配信)
https://www.netflix.com/title/80146759

『浮き草たち』は、ポーランドからの移民としてニューヨークに住むシェフの青年ダニーが、塀の中にいる兄から「運び屋」を頼まれトラブルに巻き込まれるという物語。古典的なボーイ・ミーツ・ガールの設定をもとに、カラム・ターナー(『グリーンルーム』)が不思議な魅力を放つ少女に惹きつけられていく主人公を好演している。奔放な少女エリー役の女優グレース・バン・パタンの存在感も印象深く、ふたりの彷徨が舞台となるニューヨークのストリートのエネルギッシュなムードとともに描かれる作品だ。

なお、今年の東京国際映画祭で審査員特別賞と最優秀女優賞を獲得したスウェーデンのアマンダ・ケンネル監督『サーミ・ブラッド』はアップリンクにより日本配給が決定しているほか、観客賞と最優秀男優賞を獲得したフィリピンのジュン・ロブレス・ラナ監督『ダイ・ビューティフル』について、ココロヲ・動かす・映画社〇が日本での配給権を獲得した。




映画『浮き草たち』

ダニーは将来有望なシェフ。インチキな兄から、ある仕事を頼まれた。仕事内容は単純で、ブリーフケースを持った運転手と一緒にリゾート地に行って、別のブリーフケースと交換するというもの。嫌々引き受けたダニーだったが、ことはそう単純には進まない。焦るダニーの前に、謎の少女が現れる。

監督:アダム・レオン
出演:カラム・ターナー、グレース・ヴァン・パタン、マイク・バービグリア、マーガレット・コリン、ミハル・フォンデル、ルイス・キャンセルミ
82分/カラー/英語、ポーランド語/2016年/アメリカ


▼映画『浮き草たち』抜粋映像




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キーワード:

Netflix / 東京国際映画祭


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