映画『ブルーに生まれついて』ポスター・ビジュアル
俳優・映画監督として活躍するイーサン・ホークが1988年に亡くなった伝説的トランペッター、チェット・ベイカーを演じる映画『ブルーに生まれついて』（原題：『BORN TO BE BLUE』）が、ポニーキャニオンの配給により、11月26日（土）よりBunkamuraル・シネマ、角川シネマ新宿他にて公開されることが決定した。
1950年代のウエストコースト・ジャズシーンを代表するトランペッターにしてシンガーのチェット・ベイカー。黒人アーティストが主流のモダン・ジャズ界において、マイルス・デイヴィスをも凌ぐ人気を誇ると言われ、一世を風靡。甘いマスクとソフトな声で多くのファンを魅了した彼が、麻薬に身を滅ぼし過酷な日々を送っている様子から映画は始まる。
イーサン・ホークはこの役のために6ヵ月に及ぶトランペットの集中トレーニングを受け、歌も披露。劇中にはイーサン・ホークが歌う「マイ・ファニー・ヴァレンタイン」をはじめ、「レッツ・ゲット・ロスト」「虹の彼方に」「ボーン・トゥ・ビー・ブルー」など数々の名曲が登場する。
この作品は昨年、第28回東京国際映画祭で『ボーン・トゥ・ビー・ブルー』というタイトルで上映された。チェット・ベイカーを題材にした映画には、写真家ブルース・ウェーバーによるドキュメンタリー映画『レッツ・ゲット・ロスト』（1989年）があるが、『ブルーに生まれついて』は、自身の人生を描く映画の撮影中に出会った女優ジェーンとのロマンスなど、フィクションも交えて彼の再生していく過程を描いている。
監督を務めるのは、2009年にチェット・ベイカーの死の直前をテーマにした短編『The Death of Chet Baker』を発表した、カナダ出身のロバート・バドロー。
なお、イーサン・ホークが監督し、89歳のピアノ教師シーモア・バーンスタインの姿を捉えたドキュメンタリー映画『シーモアさんと、大人のための人生入門』が9月下旬より公開される。
映画『ブルーに生まれついて』
2016年11月26日（土）、
Bunkamuraル・シネマ、角川シネマ新宿ほか、
全国順次ロードショー
監督・脚本：ロバート・バドロー
出演：イーサン・ホーク、カルメン・イジョゴ、カラム・キース・レニー
サウンドトラック：ワーナーミュージック・ジャパン
配給：ポニーキャニオン
宣伝：ミラクルヴォイス
©2015 BTB Blue Productions Ltd and BTBB Productions SPV Limited.ALL RIGHTS RESERVED.
公式サイト：http://borntobeblue.jp/
▼映画『ブルーに生まれついて』（原題：『BORN TO BE BLUE』）海外版予告編
映画『シーモアさんと、大人のための人生入門』より、イーサン・ホーク監督（右）とシーモア・バーンスタイン（左） ©2015 Risk Love LLC
映画『シーモアさんと、大人のための人生入門』
2016年9月下旬、
シネスイッチ銀座、渋谷アップリンクほか、
全国順次ロードショー
監督：イーサン・ホーク
出演：シーモア・バーンスタイン、マイケル・キンメルマン、アンドリュー・ハーヴェイ、ジョセフ・スミス、キンボール・ギャラハー、ほか
配給・宣伝：アップリンク
2014年／アメリカ／81分／英語／カラー／16:9／DCP
原題：Seymour: An Introduction
