映画『It's Only The End Of The World(原題)』より、マリオン・コティヤール(左)、ヴァンサン・カッセル(右) ©Shayne Laverdière
グザヴィエ・ドラン監督の最新作で、日本でも2017年2月11日に公開が決定している『It's Only The End Of The World(原題)』の予告編が、ケベックの映画配給会社「Films Séville」や、フランス映画の振興を目指す組織「UniFrance」の公式YouTubeで公開された。
▼映画『It's Only The End Of The World(原題)』フランス版予告編
この作品は5月に行われた第69回カンヌ国際映画祭でグランプリを受賞。マリオン・コティアール、レア・セドゥ、ギャスパー・ウリエルを中心に、ヴァンサン・カッセル、ナタリー・バイら、フランス映画界のベテラン俳優が出演し、劇作家ジャン=リュック・ラガルスの舞台劇「まさに世界の終わり」(れんが書房新社刊)を基に、ドランが監督・脚本を手がけている。
長い間帰郷していなかった若手の作家が、12年ぶりに故郷に帰り、家族に自身の死が近づいていることを告白することで表面化する、家族の葛藤、そして愛、それぞれの生と死を描く瞑想的な物語になっているという。作家ルイをギャスパー・ウリエルが演じる。
映画『It's Only The End Of The World(原題)』より、ギャスパー・ウリエル ©Shayne Laverdière
映画『It's Only The End Of The World(原題)』より、ギャスパー・ウリエル(右)、ナタリー・バイ(左) ©Shayne Laverdière
映画『It's Only The End Of The World(原題)』より ©Shayne Laverdière
映画『It's Only The End Of The World(原題)』より、グザヴィエ・ドラン監督(中央)、ギャスパー・ウリエル(左)、マリオン・コティヤール(右) ©Shayne Laverdière
映画『It's Only The End Of The World(原題)』
2017年2月11日(土)新宿武蔵野館他、
全国順次ロードショー
青年ルイは、「もうすぐ死ぬ」ことを伝えるために、かえりみることなく距離を置いてきた母、兄夫婦、妹が住む家に帰ってきた。平穏な日常が非日常となったルイのまえで、日々の不満や、他愛もない会話を繰り広げる家族と過ごす中、告白の機会を失ったルイは―。
監督・脚本:グザヴィエ・ドラン
出演:ギャスパー・ウリエル、ヴァンサン・カッセル、レア・セドゥ、マリオン・コティヤール、ナタリー・バイ
配給・宣伝:ギャガ
提供:ピクチャーズデプト、ギャガ、ポニーキャニオン、WOWOW