TOPICS

town

東京都 渋谷区

2016-04-13 00:00


渋谷ユーロのビルにLOFTが新トークライブハウス

渋谷ユーロのビルにLOFTが新トークライブハウス
[写真:ロフトプロジェクトの新店舗「LOFT9 Shibuya」(ロフトナイン渋谷)が入る渋谷・円山町のKINOHAUS入口]

「新宿LOFT」「新宿LOFT/PLUS ONE」などのライブハウスを運営する株式会社ロフトプロジェクトが、渋谷に新たなトークライブハウス「LOFT9 Shibuya」(ロフトナイン渋谷)を7月1日(金)にオープンすることが発表された。

場所は、渋谷区円山町に立地する、映画館「ユーロスペース」(3階)「ユーロライブ」(2階)「シネマヴェーラ渋谷」(4階)そして「映画美学校」(B1階)が入居するビルKINOHAUSの1階。この場所は2011年3月9日から2014年9月28日まで「cafe theo」が営業していた。ロフトプロジェクトが、ユーロスペース代表の堀越謙三さんが代表理事を務める「映画美学校」からフロアを借りて運営する。

担当のロフト文化部・加藤梅造さんはオープンにあたり「渋谷は昔から映画や音楽などのカウンターカルチャーが盛んな地域であり、ここに私達が渋谷初のトークライブハウスを出店することの意義を感じています」とリリースのなかで説明。ミニシアター・名画座・多目的劇場がひしめくこのビルの1階で運営することで、今後より広範囲にわたる文化交流を促していきたいと明かしている。

「LOFT9 Shibuya」のキャパシティは、テーブル・椅子設置時で100人から130人、椅子のみ設置時で150人から180人の規模となる。新宿・歌舞伎町に位置する「LOFT/PLUS ONE」に続きトークライブハウスにこだわる理由については、「トークライブはFace to Faceを基本とする、一期一会の大切な時間です。距離と時間をかけて1つの場所に集まった人達の想いと熱を体現します。ライブという身体と五感を伴った表現とコミュニケーションの場」と店舗の構想を述べ、意欲をみせている。

またライブスペースに加え、カフェスペースと出演者や映画関係の本やグッズなどを販売するコーナーも併設し、路面店ならではのオープンなスペースを展開するという。

店名の由来について加藤さんは、1973年の「西荻窪LOFT」開店以来、LOFTという名前を冠した9つ目のライブハウスという意味だけでなく、「9という数字には様々な意味があり、あえて限定はしていませんが、最後の数字である9にはすべてを受け入れるという意味もある。ロックファンにとって、9はジョン・レノンが愛した数字であり、『Revolution 9』『#9 Dream』などの曲でもお馴染みのナンバーとして知られています。そして日本において憲法9条の9は平和を象徴する数字であり、プロテストの現場でもNo.9が『NO WAR』の意思表示として使われています」と、ロフトの活動姿勢を表現した名前であることを強調している。

オープンとなる7月1日から8月31日までグランドオープニング月間を予定。イベントスケジュールは今後発表になるが、カフェスペースは一足早く6月中にオープンすることになっている。

「LOFT9 Shibuya」(ロフトナイン渋谷)

東京都渋谷区円山町1-5 KINOHAUS(キノハウス)1F [地図を表示]
営業時間:
12:00-17:30「Cafe LOFT9」(カフェ)
18:30-22:30「Talk Live LOFT9」(トークライブ)
22:30-24:00「Bar LOFT9」(バー)
公式サイト http://www.loft-prj.co.jp/loft9/

キーワード:

ロフト / ユーロスペース / 渋谷


レビュー(0)


コメント(0)