寺山修司の秘書を長年に渡り務め、彼が1969年に結成した演劇実験室「天井桟敷」の制作・照明を担当した田中未知の企画によるイベント『寺山修司を 歌う 読む 語る』が11月15日（土）、16日（日）の二日間、青山スパイラル・ホールにて開催される。三つのプログラムにより、詩人、編集者、歌人、小説家、映画監督など様々な顔を持つ寺山修司と寺山作品の魅力、そして田中未知との共同作業について探るイベントとなる。
初日となる15日のプログラム A『田中未知「時には母のない子のように」』は、カルメン・マキ、山谷初男、PANTA（頭脳警察）、山崎ハコなどの出演により、作詞＝寺山修司、作曲＝田中未知コンビによる作品を披露するコンサートが催される。2日目の16日のプログラム B『寺山修司「歌・詩 言葉の力」』では、朗読に俳優の三上博史 パネリストに歌人の俵万智、作家の町田康、劇作家の川村毅を迎え、寺山作品の言葉の力について迫るシンポジウムを実施。そしてプログラム Cは『演劇実験室 天井棧敷の人々「想像力の呼び出し役・闇の中の虎」』と題し、萩原朔美、J. A. シーザー、竹永茂生といった「天井桟敷」のメンバーと、新高けい子、林檎童子、小野正子ほか「天井桟敷」の俳優陣が出演。田中未知を司会に、彼女が立合った旗揚げから、最終公演「レミング」までを語るチェーントークが行われる。
田中未知 PRESENTS
寺山修司を 歌う 読む 語る
2014年11月15日（土）、16日（日）
会場：スパイラルホール
東京都港区南青山5-6-23 スパイラル3F [地図を表示]
TEL.03-3498-5936（会場直通・当日のみ）
入場料：
プログラム A 前売6,000円 当日6,500円
プログラム B／C 各 前売3,000円 当日3,500円
（全自由席）
各プログラム当日券販売予定
企画／主催：田中未知
会場協力：株式会社ワコールアートセンター
協力：榎本了壱（アタマトテ・インターナショナル）
主催チームスタッフ：菊池裕／岡本和樹
広報／制作協力：株式会社ダゲレオ出版
広報デザイン：蛭田恵実（アタマトテ・インターナショナル）
舞台監督：藤原薫
制作：富山加津江（イメージフォーラム）
プログラム A
11月15日（土）18:00
田中未知「時には母のない子のように」
出演＝カルメン・マキ／山谷初男／PANTA（頭脳警察）／山崎ハコ／橋本美香／こがまみこ／他サプライズゲストあり
演奏＝武川雅寛（ムーンライダーズ）／細井豊（センチメンタルシティロマンス）／菊池琢己（頭脳警察）
プログラム B
11月16日（日）14:30
寺山修司「歌・詩 言葉の力」
朗読＝三上博史 パネリスト＝俵万智／町田康／川村毅／穂村弘（司会）
プログラム C
11月16日（日）18:00
演劇実験室 天井棧敷の人々「想像力の呼び出し役・闇の中の虎」
司会＝田中未知 登壇者＝萩原朔美／J. A. シーザー／竹永茂生
俳優陣＝新高けい子／林檎童子／小野正子／高橋咲／若松武史／根本豊／矢口桃／末次章子／他
内容に関する問い合わせ：イメージフォーラム 03-5766-0116
