ティム・ロスが審査委員長を務め、2012年5月16日から27日まで開催されていた第65回カンヌ国際映画祭が閉幕、パルムドールにミヒャエル・ハネケ監督『Amour』が輝いた。ハネケ監督は2009年の『白いリボン』に続いて2度目のパルムドール受賞となった。その他の受賞作品は以下の通り。
日本からある視点部門に出品されていた若松孝二監督『11.25自決の日 三島由紀夫と若者たち』は受賞とならなかった。
【パルムドール】
ミヒャエル・ハネケ監督『Amour』
【グランプリ】
マッテオ・ガッローネ監督『Reality』
【監督賞】
カルロス・レイガダス監督『Post tenebras lux』
【脚本賞】
クリスチャン・ムンギウ監督・脚本『Beyond the Hills』
【男優賞】
マッツ・ミケルセン
トマス・ヴィンターベア監督『The Hunt』
【女優賞】
Cosmina Stratan
Cristina Flutur
クリスチャン・ムンギウ監督『Beyond the Hills』
【審査員賞】
ケン・ローチ監督『The Angels' Share』
【短編部門パルムドール】
L.Rezan YESILBAS監督『Sessiz-Be Deng』
【ある視点部門】
マイケル・フランコ監督『Despues de Lucia』
【カメラ・ドール】
ベン・ザイトリン監督『Beasts of the Southern Wild』
カンヌ映画祭公式HP 2012受賞作品
http://www.festival-cannes.fr/jp/archives/2012/allAward.html
▼ミヒャエル・ハネケ監督『Amour』予告編
