東京・中野区の映画館ポレポレ東中野が、7月9日より新しい試みとしてスーパーモーニング、そしてシエスタと称して、連日朝の8:50から上映を開始、平日昼間を一時休みとすることを発表した。
ポレポレ東中野によると、3月11日に起きた東関東大震災と福島第一原発の事故による電力不足から、これから夏にかけての電力消費が高まる時期に映画館として何ができるかを考えたとき、通常のモーニングショーよりさらに早い時間帯から上映を行い、電力使用のピーク時である平日の13:00から16:00は節電として上映を休むことを決めたという。涼しくなった16:30から他の作品を上映する。
「子供の頃夏休みに親に言われた生活リズムのような、本来あるべき生物学的な時間感覚を映画館から提案できないか」とポレポレ東中野はリリースのなかで伝えている。
このスーパーモーニングは料金900円均一、上映作品は7月9日から22日までは上関原発建設計画に反対する離島の暮らしを追ったドキュメンタリー『祝の島』、7月23日から8月19日までは『あぜみちジャンピンッ！』が決定している。
ポレポレ東中野ホームページ
http://www.mmjp.or.jp/pole2/
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でも、映画館って節電では？昼の暑いときに自宅のエアコンを消して、みんなが映画館に行けば、自宅のエネルギー分が節電になるのでは？
『この夏、電力消費ピーク時は映画館へ行こう』キャンペーンを考えたのだけど、その方が映画業界的にはいいのでは、みんなが涼しさを求めて映画館に行けば節電に貢献できるはず。
アップリンクではポレポレ東中野の逆をいって、多分こっちの方が論理的には正しい、この夏１３時から１６時の回の上映を節電割引にしようかな。（浅井隆）
