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日程2013年05月25日
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時間14:00
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会場NTTインターコミュニケーション・センター [ICC]
「オープン・スペース 2013」展にて《イデオジェネティック・マシン》を出品するノヴァ・ジャンによるアーティスト・トークを開催いたします。
司会:畠中実(ICC)
日時:2013年5月25日(土)午後2時より
会場:ICC 4階 特設会場
定員:150名(当日先着順)
入場無料
日英逐次通訳つき
http://www.ntticc.or.jp/Exhibition/2013/Opensalon49/index_j.html
■ノヴァ・ジャン《イデオジェネティック・マシン》
キーボードのEnterキーを押すと、コミックのコマがひとつずつ順番に表示されます。各コマは、作家自身が描いた絵のデータベースから読み出されますが、カメラで撮影された鑑賞者の姿がその場でコミックタッチに変換され、主人公として登場するコマもあります。できあがったマンガはメールで送ることができ、鑑賞者はコマの流れを追いながら、空欄のふきだしにセリフを加え、自分だけの物語を構築していきます。
タイトルに使われている「イデオジェネティック」は、言語表現を用いずに感覚やイメージだけで連ねられていく思考プロセスを指します。その言葉どおり、この作品でコミックが生成される過程では、言語がまったく介在しません。一見互いにつながりがないように思われる絵と、空のふきだしを伴って現われる鑑賞者自身の姿によってコミックができていく様子は、まるで私たちの意識の流れそのもののようにも感じられます。
そして、完成したコミックのコマとコマのあいだから文脈を想像し、ひとつの物語を見いだす行為は、私たちが頭のなかで、とりとめもないイメージの羅列から論理を抽出したり抽象化したりするプロセスを経て、言語として表現することとそっくりであることにも気づくでしょう。
■ノヴァ・ジャン プロフィール
1985年生まれ。人々の身体やコミュニケーションに関する意識や無意識を抽出し表出させる即興性のあるインタラクティヴなインスタレーションを展開。観客はマンガ、迷路、乗り物、コスチュームといった親しみやすい作品形態によって、その状況を楽しみながらの作品への参加を促される。作品ごとに様々な業種のコラボレーターとチームを組み制作を行なっている。
図版:ノヴァ・ジャン《Ideogenetic Machine》2011年
Photo: Otto SAXINGER
「Cyberarts 2012」(OKセンター,リンツ,オーストリア,2012)での展示風景
お問い合わせ
NTTインターコミュニケーション・センター [ICC]
〒163-1404
東京都新宿区西新宿3-20-2 東京オペラシティタワー4階
フリーダイヤル:0120-144199
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