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投稿者:jackandbetty


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終了(8/23~29)横浜フランスアニメーション映画祭2008開催!

日本未公開作品を多数含む、計6プログラム52作品を一挙上映!

  • 日程
    2008年08月23日 ~ 2008年08月29日

  • 時間
    00:00

  • 会場
    シネマ・ジャック&ベティ

フランスは日本のアニメとオタク文化をいちはやく受容した「アニメ好き」な国として知られています。

この映画祭では、そんなアニメ大国フランスから届いたとっておきの52作品を一挙上映します!

今回上映されるのは、日本ではまだほとんど公開されていないか、未公開の作品ばかり。

子供が楽しめるものから、アート的で実験的なプログラムまで、アニメーションの多彩な表現と、フランスならではの表現が体感できる日本で唯一の映画祭となります。

ご家族で、カップルで、もちろんお1人でも、
ぜひ、フランスアニメをご堪能ください!

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★ 横浜フランスアニメーション映画祭2008 ★
http://www.jackandbetty.net/francais_anime2008.htm

●開催期間:8月23日(土)~29日(金)

●プログラム内容

A:甘美なフランス
B:子供たち
C:アニメーションの味わい
D:Supinfocom特集?20周年!
E:Lardux Films
F:フランス外務省特選プログラム:短編から長編へ

●スケジュール

8/23(土) 14:10 Aプロ/15:30 Dプロ/20:00 Cプロ
8/24(日) 14:10 Eプロ/15:30 Bプロ/20:00 Fプロ
8/25(月) 14:10 Fプロ/15:30 Dプロ/20:00 Eプロ
8/26(火) 14:10 Eプロ/15:30 Fプロ/20:00 Dプロ
8/27(水) 14:10 Bプロ/15:30 Aプロ/20:00 Fプロ
8/28(木) 14:10 Dプロ/15:30 Fプロ/21:10 Eプロ
8/29(金) 14:10 Cプロ/15:30 Eプロ/20:00 Dプロ

※20:00と21:10の回はシネマ・ジャックにて上映

★イベント★
8/28(木)20:00、トークショーあり
ゲスト:ジェローム・ブルベス(アニメーション作家、プログラムディレクター)×伊藤有壱(アニメーション作家)

※トークショーは映画祭期間中のチケット半券提示でご入場いただけます。

●料金
一般1,200円(2回券:2,200円、パスポート:5,000円)/学生・シニア・日仏会員1,000円/
小学生以下500円(同伴の保護者は1,000円)

●会場
シネマ・ジャック&ベティ
http://www.jackandbetty.net/

●プログラム詳細

Aプログラム:甘美なフランス
ヴァカンス、ツーリズム、恋愛や友達同士の食事…そんな「フランス式」人生を謳歌する喜び(あるいは悲しみ?)を表現した映画作品たちを上映します。
映画祭で数々の賞に輝いた、珠玉の作品集。

Bプログラム:子供たち
多彩なアニメーション技術とグラフィックを融合した作品を紹介する、子供向けプログラム。
『ちいさな星の王子さま』は、有名な『星の王子さま』を想起させるみずみずしい作品です。
『イマーゴ』は海に消えた操縦士のお父さんに思いを馳せる子供が描かれています。
『井戸』はデジタル映像によるアニメが幻想的な世界へとわたしたちを誘います。
『地球の果ての果て』はロシアのコンスタンティン・ブロンズィのアニメ二メーションで、山の上の建物をめぐる笑い話です。
『勇士フランソワ』は中世を舞台に繰り広げられる冒険物語、そしてプログラムの最後にお届けする中篇作品『ラズ&ベン』は、不思議な納屋のなかで繰り広げられるファンタジーです。

Cプログラム:アニメーションの味わい
最近のフランスアニメーションが豊かであることを示す傾向のひとつに、商業的・産業的アニメーションのネットワークからは一線を画した作品を生み出すアニメーターやプロデューサーたちの存在があります。アニメーター、画家、イラストレーター、デザイナーなどの経歴をもつアーティストたちが、短編アニメという形式のなかで、独自のことばを使ってパーソナルな世界を表現するのです。彼らの作品は、物語の内容ではなく、アニメーションという素材そのものを深く追究した作品です。アニメーションの映像や素材、リズムや動きをお楽しみください。

Dプログラム:Supinfocom特集?20周年!
Supinfocomは今年で20周年を迎えます。フランス初のコンピューター・グラフィックス教育機関のひとつであるこの学校の世界的な評価は年々高まり、今では世界で最も水準の高い学校として認知されています。生徒が制作する作品は、インドを始め各国の映画祭に出品され、世界で130以上もの賞を受賞しています。Supinfocomの成功の理由は、映画を生み出す上で何よりも大事なことは実は「技術」そのものではなく「作家性」であるということをどこよりも先に理解したからといえるでしょう。
本プログラムは制作年順になっていますので、14作品の映像を通じて、3Dの技術と造形美の発展の歴史を一望できるという意味でも見応えのあるプログラムとなっています。

Eプログラム:Lardux Films
パリ郊外モントルイユにある小さな製作会社Lardux filmsは15年前からインディペンデント映画の製作を始めました。あくまでも時代の流行や傾向からは一線を画したその作品には、コメディーと繊細なポエジーの融合や、ドキュメンタリーやラディカルな政治性までもが織り込まれています。
Lardux Filmsは、巨大なマシンというよりも職人的な映画制作を志向し、アニメーターたちとの信頼関係やその妥協なきアートへの志向によってフランスの製作会社の象徴的な存在といえるでしょう。

Fプログラム:フランス外務省特選プログラム:短編から長編へ
フランスでは長編アニメ作家の数は決して多くありません。またその中でも世界的に認められた長編作家の数は、さらに少ないといえるでしょう。しかしポール・グリモーとジャック・プレヴェールの『王様と鳥』や、『アズミュールとアズマール』のミシェル・オスロなど、長編作家たちの多くはヒューマニストで繊細な世界観を共有しています。商業アニメではなく、インディペンデントの短編アニメの世界からやってきたというところも彼らに共通した特徴です。
フランス外務省の推薦する本プログラムには、珠玉の作品が集まりました。アニメーターたちは、短編映画の中に芸術的な魅力を封じ込めています。なかでも先述したポール・グリモーの『避雷針泥棒』は宮崎駿・高畑勲自らが認めるように、彼らに多大なる影響を与えた作品です。
ルネ・ラルーの『かたつむり』は、ロラン・トポールのデッサンを元に作られましたが、トポールはおそらくフランスで最も偉大なるデッサン画家であるといえるでしょう。また『キリク』の生みの親であるミシェル・オスロのレース編みのような繊細なおとぎばなし『3人の発明家たち』も上映します。

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