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終了岸幸太写真展“連荘 1”

本展は『傷、見た目』の撮影地を継続して撮影することに加えて、新たに撮影された写真で構成されます。

  • 日程
    2021年07月27日 ~ 2021年08月08日

  • 時間
    12:00

  • 会場
    photographers' gallery

岸幸太は、2005年から2020年の15年にわたり、大阪の釜ヶ崎、東京の山谷、横浜の寿町を撮影した写真集『傷、見た目』(写真公園林)を2021年3月に刊行しました。ドヤ街と呼ばれる場所に暮らす人々の姿や道端に捨てられた物の在りようを捉えたこの写真集は、自らが属する社会の傷として差し出されており、観念や感情の向こう側で無関心に注視するという作者の姿勢が貫かれています。
本展は、写真集刊行後、『傷、見た目』の撮影地を継続して撮影することに加えて、東京都墨田区東墨田や東向島、新宿区新宿2丁目、神奈川県川崎市幸区戸手町や川崎区池上町などを歩き、新たに撮影された写真で構成されます。薄汚れた壁のカラフルな落書きや町工場のある風景、自らの生活用具一式とともに佇む人、ブルーシートとともに干されている衣類や傘、打ち捨てられたゴミ屑などが、素っ気なく写されています。岸は、街を歩いて普段見過ごされてしまうような風景や人の姿、物の在りようを写真に撮ることでその街の歴史を嗅ぎ取ろうと探究を続けています。
本展に合わせて、写真冊子シリーズ『連荘』を刊行いたします。今後、展示ごとに刊行が予定されています。あわせて、ぜひ、ご高覧ください。

展示内容/インクジェットプリント、カラー

▼トークイベント オンライン配信
浜昇(写真家)×倉石信乃(詩人・批評家)×岸幸太
進行:衣笠真二郎(編集者・ソリレス書店)
※詳細は追って当ギャラリーweb サイトにてご案内いたします。

▼『連荘 1』 A4判/中綴じ/カラー/36頁 定価1500円+税 【7月26日発売】
発行:KULA 発売:photographers’ gallery
https://pg-web.net/shop/pg-publishing/renchan1/

キーワード:

写真展


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