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日程2020年11月01日
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時間14:00
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会場YouTubeライブ配信
ドイツには、街のいたるところにホロコーストの記念碑があります。差別や憎しみに警鐘を鳴らす碑や、失われたひとつの命を記憶する碑、現代アートで想像をかきたてるような碑。観光客が見学に押し寄せる大きなものから、道端や公園にひっそり佇む小さなものまで。
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記念日には花を供え、ろうそくを灯し、集会を開いたり、記念碑を磨いたりする人びとの姿を見つけることもあります。
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しかし、これらの記念碑ができるまでの道のりは長く、決して平たんではありませんでした。
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戦後75年、これまでドイツはどのような歩みを経てきたのでしょう。そして今、どんな新しい課題に直面しているのでしょう。ナチズム研究第一人者の東京大学教授・石田勇治さんに、いくつかの記憶の地や記念碑をご紹介いただきながら、お話していただきます。
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日本全国の戦跡へ旅して取材を重ねているルポライターの室田元美さんにもご登壇いただき、私たちの身近にある記念碑もご紹介いただきます。
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戦後75年が過ぎ、当時の生き証人が私たちのもとから去っていくなかで、記念碑はどんな役割を担っていくのでしょう。誰が、なぜ、どんな思いを託してつくったのか・・・一つひとつの記念碑と向き合ってみませんか。
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記念碑は私たちの未来に向けて何を語りかけているのでしょう。そして私たちはそれに応えることができるのでしょうか。
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【参加方法】
お申込みいただいた皆様に、開催前日までに視聴用のアクセス情報をお送りします。
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【視聴チケット (参加費)】
1,000円
※学生は無料です。
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【登壇者】
■石田勇治 いしだ ゆうじ
東京大学大学院総合文化研究科教授。専門はドイツ近現代史。著著に、『ヒトラーとナチ・ドイツ』、『過去の克服―ヒトラー後のドイツ』、『20 世紀ドイツ史』、共著に『ジェノサイドと現代世界』、『想起の文化とグローバル市民社会』など。
■室田元美 むろた もとみ
ルポライター。各地を旅して戦争に関する取材を行っている。著書『ルポ悼みの列島 あの日、日本のどこかで』(社会評論社、2010年)で「第16回平和・協同ジャーナリスト基金賞奨励賞」受賞。『いま、話したいこと 東アジアの若者たちの歴史対話と交流』(子どもの未来社、2014年)、『ルポ土地の記憶 戦争の傷痕は語り続ける』(社会評論社、2018年)、共著『若者から若者への手紙 1945←2015』(ころから、2015年)。
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【参加申込】
お申込みはホームページで受け付けています。
https://kokoro20201101.peatix.com/
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【主催・問い合わせ先】
NPO法人ホロコースト教育資料センター
info@npokokoro.com