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日程2019年11月03日
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時間15:00
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会場ドイツ語福音教会
ナチ時代に演奏が禁じられ、戦後も長く忘れ去られた
フリードリヒ・ゲルンスハイム(1839-1916)や
カール・ゴルトマルク(1830-1915)ら
ユダヤ系ドイツ人作曲家たちがいました。
ピアニストのクリスト加藤尚子さんと
歌手のアナ・ガンさんお二人による
「ゲルンスハイムデュオ」は、
これらの作曲家たちの楽曲を探し出して、
演奏活動を続けています。
今月末から日本全国で来日コンサートが開かれます。
11/3(日)には、品川区のドイツ語教会でも
演奏されますので、ぜひご参加ください。
●日時 : 2019年11月3日(日)午後3時
●会場 : ドイツ語福音教会
●入場 : 無料 ※募金のご協力をお願いします
参加申込は、下記より受け付けています。
https://www.npokokoro.com/20191103
\10/8朝日新聞記事より/
「政治が消した歌、私達が取り戻す 楽譜を探し重ねた演奏」
楽譜がなくなり、演奏する人もいなくなれば、その楽曲は世から消える。尚子さんは「人の命に加え、芸術や文化の存在まで奪われていたことに衝撃を受けた」。2人はまるで宝石を見つけに行くように、インターネット上での収集記録や各地の図書館などに当たり、楽譜を探した。教会の催しなど100人程度の小さな会場で演奏を重ねた。
「ユダヤ教徒なのか」と、よく聞かれる。2人とも違う。アナさんは「ユダヤかドイツかと分ける意味はない」。ナチスの犯罪を教えられて育った。「ホロコーストの過去から目をそらさず、文化を残したい」との思いは自然とわき出た。2人は公演の傍ら、埋もれた楽曲を探し続けている。