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投稿者:伊藤裕美


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終了WAT 2019女性監督ドキュメンタリー・アニメーション<ヴィジュアルに、発信する女性たち>@京都・出町座

韓国、スウェーデン、日本の女性監督ドキュメンタリー・アニメーション13本が下北沢トリウッドで好評上映中

  • 日程
    2019年07月15日 ~ 2019年07月26日

  • 時間
    00:00

  • 会場
    下北沢トリウッド

WAT 2019 女性監督ドキュメンタリー・アニメーション

父親から暴力を受けた監督がアニメーションの中で父を客観視しようと試みる『父の部屋』(韓国)、自らの運命を変えようとするエチオピアの少女を描き、大ヒット小説「1982年生まれ、キム・ジヨン」に通じるテーマを持つ『フェルーザの夢とともに』(韓国)、若い脱北女性の声を通して韓国社会の今を問う『花咲く手紙』(韓国)、白と黒の抽象アニメーションと移民男性の声が移民問題の本質に観客を引きずり込む『生き残る、チャプター1』(スウェーデン)、“出産をもっと身近なものに”という願いを込めて制作された『Birth-つむぐいのち』と『Birth-おどるいのち』(日本)など、ドキュメンタリーとアニメーションの組み合わせだからこそ表現できる、さまざまな「生」が感じられる映画をセレクトしました。

推薦コメント:
この世の中の「生きづらさ」を理解しつつ、それを超えるための何か、といったキーワードでセレクションされており、たいへん興味深く、現代の短編アニメーションの潮流の一つが理解できる場になっている。(アニメーション研究者 津堅信之氏)

「1982年生まれ、キム・ジヨン」(チョ・ナムジュ著)に共感した、日本の女性たち。「女だから…」と、何かを諦めなくてもいい、自分を犠牲になくてもいいと、小説は私たちを励まします。
映画界では長編アニメーション映画『戦場でワルツを!』(アリ・フォルマン監督、2008年)の成功前後から、ドキュメンタリーにアニメーションが意欲的に取り入れられ、ドキュメンタリー・アニメーションが広がっています。さらに、#MeTooの動きに触発された変革とダイバーシティの風。
アニメーションは、空想や絵空事だけではなく、「生きづらさ」の元にある社会問題やさまざまな生き様を写し撮り、メッセージを交信するコミュニケーション・メディアとなりつつあるのです。
WAT 2019 女性監督ドキュメンタリー・アニメーションでは、映像ストーリーテラーたちの成長に目を見張る韓国から8本、政治から生命の神秘まで幅広いメッセージを発するスウェーデン作品3本、そして日本のドキュメンタリー・アニメーションのフロントランナー「Birth」シリーズを一挙上映します。

詳しくは公式サイト> http://www.wat-animation.net/
トリウッド> http://tollywood.jp/next.html

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