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終了Gallery PARC|Self-Dual:田中和人

田中和人による個展「Self-Dual」

  • 日程
    2019年05月03日 ~ 2019年05月19日

  • 時間
    11:00

  • 会場
    中京区 烏帽子屋町 502 2F〜4F

*本展は4月12日から5月12日まで京都市内を舞台に開催される[ KYOTOGRAPHIE 京都国際写真祭 2019]のサテライトイベント「 KG+2019」のスペシャルエキシビションとしても開催するもので、Gallery PARCでは現在開催中の ヤマガミユキヒロによる個展「印象の遠近:Perspective of Impression」(4月28日まで)と合わせ、作品上の技法としてのみならず、自らの表現における思考や眼差しに、写真・映像を組み込む作家による連続展として開催いたします。



【展覧会名】

Self-Dual

【出展作家】

田中和人|Tanaka Kazuhito
http://kazuhitotanaka.tumblr.com

【会 期】
2019年5月3日[金] ─  5月19日[日]
11:00~19:00 金曜日のみ20:00まで
月曜日休廊
 
【展覧会概要】
Gallery PARC[グランマーブル ギャラリー・パルク]では2019年5月3日(金)から5月19日(日)まで、田中和人による個展「Self-Dual」を開催いたします。

  田中和人(たなか・かずひと/1973年・埼玉県生まれ)は、明治大学商学部卒業後、会社勤務を経て渡米。2004年にSchool of VISUAL ATRS(ニューヨーク)を卒業後に帰国。現在は京都・埼玉を拠点に活動しながら、「写真による抽象表現の探求」を主題に国内外で多くの個展やグループ展などに取り組んでいます。

  本展「Self-Dual」は、田中が2015年から取り組む「pLastic_fLowers」シリーズの最新作となる「pLastic_fLowers III」と、新たな取り組みとなる「PP」シリーズによる作品で構成いたします。 机上に置いた花瓶の花をモチーフに、様々な角度から見たその「印象」を手前に設置した透明な板に描き、最後にそのドローイング越しに花を撮影した「pLastic_fLowers III」。これは「世界に在る(認識される)もの」を必ず写してしまう写真において、その「印象」を描いた絵画を同一のイメージ(写真)へと統合することで、私たちの認識にズレをつくり出し、写真を抽象化する試みです。
 新作となる「PP」は、抽象絵画の歴史を視野に田中が描いたペインティングに、様々な色に露光した写真(印画紙)を貼ることで構成されています。その構成は十分に時間をかけて考慮されたもので、田中はここで、繊細な印画作業による写真と即興性を帯びた絵画を、それぞれのメディウムやプロセスを維持しながら、ひとつのイメージへと統合「しようと」しています。

  絵画と写真を「同一」のイメージに統合することで、そこに生じるズレを顕在化させる「pLastic_fLowers」。絵画と写真を「異なる」ものとして扱いながら、その関係に重点を置くことでイメージを発生させる「PP」。対照的なアプローチによる二つのシリーズ作品により「絵画と写真の二重性」を探求する本展では、鑑賞者はそれぞれ作品の視点・視野の違いをお楽しみいただけるのではないでしょうか。

詳細はこちらよりご覧ください。
http://www.galleryparc.com/exhibition/exhibition_2019/2019_5_3_tanakakazuhito.html

【会  場】
 Gallery PARC(グランマーブル ギャラリー・パルク)
 〒604-8165 京都府 京都市 中京区 烏帽子屋町 502 2F〜4F
 【Tel】 075-231-0706 【Fax】 075-231-0703
 【Mail】 info@galleryparc.com 【 HP 】 http://www.galleryparc.com

【アクセス】
 地下鉄烏丸線「四条」駅・阪急京都線「烏丸」駅22・24番出口より徒歩7分。
 地下鉄烏丸線・地下鉄東西線「烏丸御池」駅より徒歩7分。
 京都芸術センターより北に徒歩2分。
 室町通・六角通 北東角 室町通側入り口より2Fへ

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