イベント

12月

28

終了STスポット+BONUS 『ダンス・ハーベスト vol.1』 ー プレイしてリプレイして「キセキ」を収穫するダンスのお祭りー

  • 日程
    2018年12月28日

  • 時間
    19:00

  • 会場
    STスポット

ダンスとは何か?ダンスを踊る喜び、ダンスを見る喜びとは何か?アイディアに優れたパフォーマーたちを集めて、即興で踊ってもらい、そこでしか起こらない偶然の「キセキ」を収穫するイベントです !!
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ダンスが見たい—、その思いからこのイベントを企画しました。作り込んだ「作品」ではなく、目の前のダンサーがただただ必死に踊っている瞬間が見たい。だから、かかる曲も知らない「即興」で踊ってほしいと出演者にはお願いしています。その場で感じたエモーションで、その場で思いついたアイディアで踊るダンサーの「スリル」を見てください。そのあと、振り返りの時間を設けました。あのダンサーのあのダンス、どうだった?観客のみなさんと映像を通して先ほど生まれたばかりの「収穫物」を見返し、味わってゆく時間です。この日、STスポットは「ダンスフロア」になります。未知のダンス、未来のダンスがきっとみなさんの目の前に立ち現われることでしょう!!
[木村覚(ダンス批評/BONUSディレクター)]

ダンスを作るためのプラットフォーム「BONUS」との協働企画をはじめます。
ダンスをする、観る場がより豊かで実りあるものになるように、企画名は「ダンス・ハーベスト」となりました。
たくさんの人や踊りが出会い、交感する場となりますように。
第一回目から素晴らしいパフォーマーのみなさまにお集まりいただきました。
どうぞご期待ください。
[STスポット]
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【内容】
■パート1 プレイタイム
ポップソング(次に何がかかるかわからない)をバックに、ダンサーたちは即興でダンスを踊ります。二人ずつ横並びで、自分の信じるユニークなダンスのアイディアをアピールしながら。曲が変わるとダンサーが交替し、次々と新しいダンスが舞台に出現します。いや、これはダンス?と言ったパフォーマンスもあるかもしれません。ここでは「ダンスとは何?」と私たちに考えさせる表現もまた「ダンス」という枠を揺さぶってくれるパフォーマンスとして、歓迎してゆきます。すなわちこれは、コンテンポラリー・ダンス流の「ダンス・バトル」であり「○○○スタイル・ダンジョン」にどこか似ているかもしれないスタイルのイベントというわけです。観客のみなさんにもディスカッションに参加してもらいたく、「何分何秒あたりの誰々が良かった、面白かった」とカードに書くようお願いします(一人につき何枚でもカード提出可とします)。

出演:神村恵 たくみちゃん 中村達哉 桑原史香 武本拓也 永野百合子

■パート2 リプレイタイム
パート1終了後、記録した動画をディスプレイ(リプレイ)しながら、観客のみなさんから受け取ったカードを元に、プレイタイムを振り返ってゆきます。ただダンスをプレイ(上演)して終わりでないのもこのイベントの特徴です。ダンス・ハーベストの画期的なところとしてリプレイタイムもエンジョイしてください。

モデレーター:Aokid

■パート3 ハーベストタイム
パート2のディスカッションと集まったカードを元に、本日の「ベスト・ハーベスト賞」を決定します。

【日時】12月28日(金)19:00 開演 *開場は開演の20分前より

【会場】STスポット

【チケット料金】前売・当日 2,000円

【お問合せ・ご予約】
[TEL] 045-325-0411
[MAIL] tickets@stspot.jp
[WEB] https://stspot.jp
[予約]https://stspot.jp/ticket/
*チケット発売日 12月3日(月)正午より
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【アーティストプロフィール】
神村恵 ダンサー/振付家
2000年、国際基督教大学教養学部人文科学科卒業。04年よりソロ作品を発表し始める。
トヨタコレオグラフィーアワード2010ファイナリスト。
他のアーティストとの共同制作も数多く行う。
11年5月より、美術家・高嶋晋一とのユニット「前後」としての活動を開始。
16年より美術家・津田道子とのユニット「乳歯」を始動。
近年は、言葉と動きの関わりに関心を持ち、それらの間で変換を行う仕組みを利用した作品などを制作している。物質としての体、感覚する主体としての体、何かを指し示す体、が交差する場としてダンスを立ち上げる方法論を探っている。

たくみちゃん
イメージと人類の関係を表現するインプロヴィゼーション「トランスフォーめいそう」を構築する。最近の出演に「歌舞伎町ダンスクロッシング」「幽体の集めかた」「blanClass Live Art」(全て2018)など。
俳優としても領域横断的に活動し、主な出演に「始末をかく」(2018)、東京芸術祭APAF国際共同クリエーション公演ワン・チョン氏作品(2017)、sons wo:「シティⅡ」(2016)など。また、山山山(さんざん)の看板俳優を務める。
横浜ダンスコレクション2016審査員賞(Aokid×橋本匠として)。SICF19 PLAY 中村茜賞。BONUS 第2回 超連結クリエイション 牧神の午後編 りみっくす・おぶ・ふぉーん賞。
2018年11月より「たくみちゃん杯」を主催。

中村達哉
1998年より、ダンスカンパニー「イデビアン・クルー」に参加。またSTスポット主催「ヨコラボ」集団創作コースリーダー/オブザーバーとして作品を発表(2010年 2011年)。アートスペースblanclassにてワークショップ作品「かかわりをおどる」(2014年)「ボディマップを重ねる」(2015年)ソロ作品「そこから眺める」(2013年 横浜STスポット)など。ほかに、他ジャンルのアーティストとのコラボレーションを多数行っている。

桑原史香
1988年岐阜県の山の裾野に生まれる。
小さい頃にダンスを始め、高校生の頃に一度離れ、また大学生の頃、踊り始める。クリウィムバアニーやこなーず、快快の作品に出演。また、衣装ユニットKAKOのデザイン担当。2018年には、北千住にて小さな場所「サロン夏休み」をはじめる。

武本拓也
そこにいるとはどういう事なのか。その関心のもと、立つ/歩く/見るなどの最小限の動作のみでの上演に取り組んでいます。それは公演の為だけでなく、日々の行いとしてできるだけ毎日、同じ内容で繰り返し行っています。上演は生活の中のひとつの時間として、同じでありながら常に形を変え続け、その時の姿を現しています。
武蔵野美術大学 映像学科 卒業。
美学校 実作講座「演劇 似て非なるもの」第4期修了。
これまでのソロ公演に、「象を撫でる」(2018.5)、「あらわれる」(2017.12)など。
また俳優として、悪魔のしるし、生西康典、芝崎健太、鈴木健太、関真奈美らの作品に出演・共同制作。
https://www.takemototakuya.com/

永野百合子
1992年生まれ。パフォーマンスユニット、<妖精大図鑑>主宰。クラシックバレエ・日本舞踊・ジャズダンスなどの舞踊表現を学ぶ。多摩美術大学卒業後、自身らの単独公演をはじめ、<ままごと>などのカンパニーへの出演、<コンドルズ>主催『可能性の獣たち』などのフェスへの参加。NHK Eテレでの美術製作など、幅広く活動している。「横浜ダンスコレクション2018」コンペティションⅡでは、最優秀新人賞を受賞。

Aokid
ダンサー/振付家/アーティスト。1988年東京都生まれ。東京造形大学映画専攻卒業。中学3年生の頃にブレイクダンスを始める。大学卒業後、ダンスカンパニー東京ELECTROCK STAIRSなどに参加する一方で、「aokid city」、「どうぶつえん」などの企画を行う。たくみちゃんとの共作にて横浜ダンスコレクション2016審査員賞。第12回グラフィック「1_WALL」グランプリ受賞。

主催:STスポット+BONUS(ダンスを作るためのプラットフォーム)

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