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日程2017年07月22日 ~ 2017年08月06日
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時間12:00
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会場東京都新宿区新宿2-16-11-401
川口和之は、1977年に姫路で発足した「Photo Street」のメンバーとして40年以上に亘り活動を継続していますが、2015年には長年のPhoto Streetの活動で「写真の会賞」を受賞し、同年12月にphotographers’galleryで’70年代半ばに立ち上がったPUT、CAMP、あーまんといった自主ギャラリーと連動した当時の作品を「沖縄行」として発表して国内外で様々な反響をいただきました。近年では継続して撮影している都市のストリートスナップに加え、全国各地の様々な場所を静謐な視線でとらえた「PROSPECTS」のシリーズなど、多彩な表現を繰り広げた発表を続けています。
今回、photographers’ galleryでは、川口が今春まで生活拠点であった北摂・播磨・丹波・但馬の街区を「PROSPECTS」の一義である眺望や観察といった意味に加え、将来への展望や予兆など言葉の裏にある意味合いを各地の歴史性を踏まえながら二次元で醸し出していく作業の発端を展覧いたします。KULA PHOTO GALLERYでは、写真集「沖縄幻視行」を編んだ後に改めて’70年代のネガフィルムを再検証し、現在の視点で選んだ未発表作を再構成した写真集「沖縄幻視行+」発行に合わせて、その代表作のプリントを展示いたします。
▼展示内容
photographers’ gallery/ピグメントプリント、329x483mm、 20点
KULA PHOTO GALLERY/ピグメントプリント、210x297mm、20点